世界一周もできる? 人生計画の立て方
何かに“100%”の力を注いで打ち込んだことはあるだろうか。仕事、人付き合い、趣味…100%の能力やエネルギーを注ぐことは、容易に出来ることではないはずだ。
しかし、もし、100%能力を発揮して、生きることができれば、無理だと思っていたことも可能になるかもしれない。そうすると、おのずと人生はいい方向に変わるに違いない。
『100% すべての夢を叶えてくれる…たったひとつの原則』(サンマーク出版/刊)の著者は、『7つの習慣』を日本に紹介して大ベストセラーにし、自ら書き下ろした『成功の9ステップ』もベストセラーとなったジェームス・スキナー氏だ。
現在の自分を知り、目標を定め、その目標を実行するためのプランを立てて、実行するためのモチベーションを上げ、100%の人生を手に入れる方法をジェームス氏が紹介する。
仕事でもプライベートでも時間管理は大事なことだが、大切なのは休日をうまく活用することだ。
一般的なサラリーマンであれば、多くの人が週休2日で働いている。平日働いて、ようやく週末。2日間で一体何ができるだろうか。家を掃除して、洗濯をして、買い物を済ませ、映画のひとつでも観て、そして気がつけば、もう月曜の朝。身になることはひとつもできていない。こんな虚しいサイクルを繰り返している人も多いだろう。
そこで考え方を少し変えてみよう。1年間は52週。52週間×週休2日=104日も土日があるということだ。104日のオフがあれば、世界一周の旅客船旅行、新しい言語の習得、理想の身体をつくり上げる・・・どんな大それた冒険もできるはず。時間が足りないのではない。その時間は小刻みになりすぎて、使いものにならないだけなのだ。
そこで、ジェームス氏は、毎年2週間〜1カ月の休みをとり、冒険することを奨励している。かといって、普通のサラリーマンが長期の休みをそうそうとれるものではない。なので、簡単なチャレンジから始めるべきだ。
それは、「自分の計画のサイクルを伸ばす」ということ。今は1日ごとに計画を立てて考えていないだろうか。それを、まずは週単位に改めてみよう。土日にやりたい活動を決めて、家事を少し平日にずらしてみたりする。そうすれば有意義で身になる週末を送ることができるだろう。
すでに週単位で計画していれば、月単位で計画を立てる。さらに、月単位で計画していれば、四半期単位か年単位。年単位で計画していれば、10年単位。そうすれば、どんな大それた目標でも、冒険でもできるはずだ。10年くらいの計画を立てていると、1か月の休みや冒険は、簡単にスケジュールに入る。
1日や1週間ごとにスケジュールを立てていれば、永遠にその時間はとれないということだ。
忙しい毎日を送り、あっという間に終わってしまう週末の休日。これでは、あっという間に歳を重ねていってしまいそうである。長期的な人生計画を立ててみれば、無理だと思っていたやりたいことや長期旅行の可能性が見えてくるかもしれない。
自分の計画のサイクルを伸ばしてみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)
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