分かる人だけが分かる!? “トンペンあるある”本が登場
好きな人たち同士が集まると、誰が言い出したかは分からないけど、いつの間にか独自の文化が築き上がっているものです。そのファンのコミュニティの中でしか通じない言葉もたくさん生まれ、端から見ていると何のことを言っているのかサッパリ…ということも多いはず。
「トンペン」という言葉も分かる人だけが分かる、ある男性グループのファンの間で通じる言葉。その意味は「東方神起のファン」です。「トン」は東方神起を韓国語で発音したときの「トンバンシンキ」を略したもので、「ペン」はファンを意味します。
『トンペンあるある』(土井裕美子/著、白ふくろう舎/画、扶桑社/刊)は熱狂的なトンペンのあるあるネタを詰め込んだ一冊。トンペンたちが思わず頷いてしまうネタが満載です。
<ライブ編>
○MCは理解できなくても全力で「ネー!!」
音声の不具合か、韓国語をしゃべったのか、何を言ったのかちょっと分からない。でも、気持ちは伝わった! そんなときは声を合わせて「ネー!!」と叫ぶのがトンペン。「ネー!!」とは日本語で「うん」という意味です。
○STL用のタオルを会場に忘れたことに帰りの電車で気づく
STLとはライブの定番中の定番曲である「Somebody To Love」のことで、ライブ一の盛り上がり曲。トンペンたちはタオルを回しまくって超盛り上がるのですが、東京ドーム公演翌日の総合案内所には、忘れ去られたツアータオルが山盛りになっていたそうです。
<日常編>
○“海外旅行”に韓国は含まれない
一般的な日本人ならば、韓国旅行は立派な海外旅行。ですが、トンペンにとっては、韓国へ行くのは、もはや海外旅行に入らないそう。トンペン定番のコースも決まっているらしく、気づけば韓国への渡航回数10回以上…なんていうこともよくある話です。
○ペン同士の公用語は韓国語
ペンならば、相手が日本人でも韓国語でしゃべってしまうことも。ところどころ韓国語を織り交ぜながら、トンペン同士で魅力を話し合う。確かに語学学習にはもってこいなシチュエーションかも知れません。
<メンバーの活動編>
○キスシーンはツイッターに「ギャー!の嵐」
トンが出演するドラマは心おきなく応援したいのがトンペン心理。しかし、乙女心を逆なでする突然のキスシーン! その瞬間、トンペンたちの悲鳴でツイッターのタイムラインは埋め尽くされます。好きな人のキスシーンはやけに長く感じるものなのです。
○ゆちょがビーサンじゃない時の方が逆にびっくり
空港に姿を現したトン。しかし、違和感が…。ゆちょ(ユチョン)がビーチサンダルじゃない!? 11月になっても素足にビーサンで頑張っていたのに…。こんなとき、トンペンたちは「大人になったのね」としんみりしてしまうのです。
ここでは6つの「トンペンあるあるネタ」を本書からピックアップしましたが、ほかにもさまざまなトンペンあるあるがこれでもかと繰り出されてくるほか、小ネタも充実しているので、トンペンならば一気に読めてしまうはずです。
また、東方神起を最近好きになった人も、入門書として手に取ってみると良いかも知れません。そして奥深いトンペンの世界へ潜り込んでみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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