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“わがまま環境”を作って『カプコン アーケード キャビネット』の『1943』をプレイする

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『カプコン アーケード キャビネット』とはなんぞや

今回紹介するのは『カプコン アーケード キャビネット』というPS3およびXbox360で動作するゲームプラットフォーム。
カプコンが過去に出した名作レトロゲームを遊ぶことが出来てしまうのだ。

『カプコン アーケード キャビネット』そのものは無料。ダウンロードするだけでも『ブラックドラゴン』がオマケでついてくるので(腕次第ではあるが)エンディングまで遊べるのだ。加えて『1943』と『必殺無頼拳』の体験版もついてくるので、これだけでもかなりやりごたえがある。。

前回記事ではあの『魔界村』をダウンロード購入して、その内容を紹介した。

※前回記事
80年代よ再び―『魔界村』で試す「おっさんゲーマーは当時の自分より上手くプレイできるか?」
http://getnews.jp/archives/298371 [リンク]

今回も名作『1943』をダウンロード購入し、当時のゲームセンターではできなかったことを試してみたい。
※すべての写真が表示されない場合はこちら

大画面モニタと放送用スピーカーと高級ジョイスティックで環境構築してみる

まず、モニタは大画面の液晶テレビを用いた。これについてはプロジェクタを用いたり、ゲーム専用液晶モニタを用いるなどの選択肢が想定できるが、今回はコストパフォーマンスと再現性を優先してみたぞ。

スピーカーについては、(マスタリング用モニタスピーカーという選択肢もあったのだが)生放送業務で使用しているものを用いて音圧と音量重視にしてみた。

ジョイスティックは、対戦ゲーム用の高級ジョイスティックを使用。対戦ゲーム用に特化しているとはいえ、瞬間瞬間を切り取ることが必要なシューティングゲームにも必要な耐久性とレスポンス、操作性が備わっているのでベストチョイスだろう。

ちなみに座椅子とちゃぶ台は筆者の趣味だ。

ゲームセンターでプレイしたことのある人なら「もっとジョイスティックのコンディションが良かったらなあ」とか、「見やすい位置のモニタがいいな」なんていう欲求を少なからず感じたことがあるはずだ。(昭和のゲーマーならなおさらかもしれない)

これだけの環境を再現できるようになったのは良い時代だなあと感慨にふけってしまった。

まずは普通のセッティングでプレイしてみる。十分楽しい

まずはこの環境で「普通に」プレイしてみた。当たり前なのだけれども、快適すぎるし納得して構築した環境なので言うことは無い。これよりももっと良い環境を既に構築している読者も、もちろん多いだろうとは思う。こだわって作り上げた自分のプレイ環境で過ごす時間の楽しさはひとしおだろう。

今回の『1943』はカプコンの代表的な縦シューティングゲーム。開祖となる『1942』から大きく進化を遂げ、様々な武器が選べるようになった上に強力なボスが登場する構成となっている。現在のシューティングゲームの原型になっているタイトルと言えるが、弾幕は今ほどではない。シンプルに弾除けを楽しめるようになっているので、旧きも若きも楽しいはずだ。

とは言いつつも、やっぱり当時より先には進めず2面ボスに辿りつく前に撃沈……。道中の武器選択を誤ったのが敗因だ。「トレーニングモード」で要練習かもしれない。

設定項目は多岐にわたりかゆいところに手が届く

メーカーが総力を挙げた移植度は高く、様々な要素が徹底再現されている。加えて難易度別の「スコアアタック」、選んだステージを繰り返し遊べる「トレーニング」、気軽に遊べる「カジュアルモード」など、ヘビーユーザーのみならずライトユーザーにまで配慮したゲーム構成が用意されている。

更に様々な要望や環境に応じるべく用意された「設定」の細かさにも注目したい。
まず設定項目は大きく分けて「ゲームオプション」(難易度や残機数)、「スクリーン」(画面に関する全て)、「サウンド」(音声設定)、「セーブデータ」の4項目だ。

この中の「スクリーン」について説明しよう。

「スクリーン」は「画面モード」、「画面サイズ」、「ポジション」、「画面比率」、「スキャンライン」(走査線エフェクトの有無)、「スムージング」(ドットのなめらかさの有無)、「背景壁紙」、「画面回転の方向」(90°刻み4レベル)、「メニュー回転」……とかなりの充実ぶりだ。
画質についての再現性や調整に配慮されている。

デフォルトの「スキャンライン」OFF、「スムージング」OFFの場合、イマドキの高解像度グラフィックを主体としたカッチリした画づくりとなる。

「スキャンライン」をONにすることで、ブラウン管特有の「走査線」の表現をエフェクトとして再現できる。やってみるとわかるが、忘れかけていたブラウン管風味の画質を得ることが出来る。

「スムージング」ではドットの角張った感じがなくなり、画がなめらかになる(画が甘くなるともいえる)。

「スキャンライン」と「スムージング」をそれぞれONにすることで、昭和なレトロ筐体の画質が得られる。

音質の調整もかなり細かくできるようになっている。
プリセット設定として用意されているのは「標準」「ブースト(大)」「ブースト(小)」「高温ブースト」「クラシック」「重低音ブースト」など。「カスタム」ではイコライザーの5つの周波数帯(16KHz、4KHz、1KHz、250Hz、62Hz)を任意に調整できるこだわりようだ。

ゲームセンターの再現であれば、クラシックだろうか。なんにせよあらゆる環境や好みに応じた音質をAVアンプなしに『アーケード キャビネット』上だけでも作り出せるというのは手軽で嬉しい。

ちなみに、「ギャラリー」の「サウンドプレイヤー」では好きな曲だけをチョイスしたり、シャッフルしたりしながらゲームBGMが楽しめるようになっている。
レトロゲームのBGMが好きな筆者としては、こうした音に関するこだわりだけでも、買ってよかったと思ってしまう。

縦画面にするとやっぱり違う迫力だ。これが欲しかった!

先の「スクリーン」>「画面回転の方向」を早速試してみよう。
画面回転はどちら向きでも対応しているのでどちらが下でも問題ない。
メニュー画面も回転させることをお忘れなく。

※本記事では家庭用液晶テレビを縦置きにしていますが、メーカーの保証外となる事がほとんどです。試す場合には自己責任にてお願いいたします。縦置き可能なモニタのご使用をおすすめします。

縦置きモニタにすることによって、本来のゲームを画面いっぱい表示させられる爽快感は想像以上だった。

とりあえずプレイしたときとはまるで別のゲームのようだ。相変わらず先には進めなかったけれども。

二人プレイでものびのびと楽しめそうな広さだ。
ちなみに部屋に一人だったとしても、オンラインでの二人協力プレイもできるぞ。

『アーケード キャビネット』の自由度は、たくさんの「ワガママ」に答えられる

いかがだっただろう。
設定によっては“寝ながらプレイ”などのスタイルにも柔軟に対応できてしまうぞ。

今回『カプコン アーケード キャビネット』で『1943』をプレイしてみて感じたのは、レトロゲームの単なる移植にとどまらず、ユーザーや環境に配慮されている丁寧な“作品”である、という事だった。

ちなみに「タイトルを集めていくと超レアなお宝資料が見れる」という情報も入ってきている。加えて「全タイトル購入者にはボーナスゲーム2本もプレゼントされる」という特典も判明しているので、オールドゲームファンのみならず、初めてレトロゲームに触れたという人にも楽しんでみていただきたい。

『カプコン アーケード キャビネット -レトロゲームコレクション-』
ジャンル: レトロゲーム
対応機種: PlayStation3/Xbox 360
プレイ人数: 1~2人
CERO: B(12歳以上対象)
備考: デジタル配信専用、オンライン対応
公式サイト:
【PC】
http://www.capcom.co.jp/cacc/ [リンク]
【MOBILE】
http://mcap.jp/g/cacc/ [リンク]

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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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