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ビジュアル系にボーイズラブ! ドイツ娘が今ハマるものとは?

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1ヵ月もの間いろんな人の家を一泊ずつ泊まり歩いてそこからインターネット生放送をおこなう、というトンデモ企画を実施して話題になった伊予柑(いよかん)さんが今度はドイツへ飛んで、そちらで「泊めてください」を実行。その過程でドイツでの日本漫画やアニメなどの状況をレポートしていただいていました。今回はドイツ滞在21年で日本語教師をされている高島さんへのインタビュー。以下、伊予柑さん本人からの寄稿です。

この時期ドイツではオクトーバーフェストというビール祭りが開かれています。これはビールが1リットルもはいるジョッキを片手に一日中飲みまくるというような豪快なイベントです。ドイツと聞いてパッと浮かぶのはこのように、ビール、ソーセージ、生真面目な性格の男たちといったところではないでしょうか。しかし実際のドイツ、特に少女達の姿はイメージとかなり異なるようです。ドイツ滞在21年、日本語教師をしながらドイツで出版社も手がける高島慶子さん(連絡先はこちら)にお話を伺ってみました。

Q  今、ドイツの少女の間で日本文化はどう捉えられているのでしょう?
A 「ドイツの少女たちの間ではDir en grey、the GazettE、Alice Nineなどビジュアル系バンドが大人気です。私の担当している日本語のクラスで、毎年日本文化について調べて発表する宿題があるのですが、今年はJ-POP一色でした。とにかくクールでかっこいい日本文化だと見られています」

Q  日本の流行からすると、少し意外な気もしますが……。
A 「全盛期の日本と同じように少女向け雑誌をめくれば必ずビジュアル系の特集があります。公園へ行けばゴス・ロリ風衣装とメイクの少女たちが歩いていて、ここは原宿かと思ってしまうくらい。ビジュアル系のコスプレイベントやダンスイベントなども大人気で、思う存分ファッションを楽しんでいます」

Q  マンガ・アニメの人気は?
A 「人気ありますよ。少し前は『天使禁漁区』や『絶愛』という少女漫画が大ヒットしましたし、日本の少女漫画の雑誌もある。コミックは普通に駅の書店にも売っています。ボーイズラブ(美少年どうしの恋愛を描いたような作品)が意外に多いんですよ(笑)。アニメ・ゲーム以外にもグッズや音楽など日本文化への間口が広がっていて、以前ほど偏っていないですね」

Q  日本文化はどこで伝わっているのですか?
A 「主にネットですね。この間、日本語が突然うまくなった生徒がいたのです。どうしたのかと訊ねてみたら『ニコニコ動画をみている』といっていました(笑)。ニコニコ動画は映像に日本語が被さるので、日本語の教材として非常に優れていますね」

Q  なぜ、日本文化がこれほど人気なのでしょう?
A 「ドイツのイメージは質実剛健で強い男というものだとおもいます。一方日本文化は、か弱いものを愛でたり、落語などでも、弱くてもいいヤツが活躍したりするでしょう。ドイツにも実はそういった”弱い”面を持つ人が多い。そんな人たちにとって日本文化は共感できるものなのではないでしょうか」

Q  今後なにか日本に期待することは。
A 「ドイツの歴史や文化を愛してくださる日本人と、サブカルも含めてクールな日本が好きなドイツ人で行き違いが起きているように思います。いい面を紹介しあって交流していけたらいいですね」

※今回で、伊予柑さんの寄稿シリーズは一旦終了です。また次の旅で寄稿していただけると思います。お楽しみに!

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