『パズドラ』によって他のゲームの利用時間が減少するという調査結果 課金率は意外と少ない

ガンホーの人気ソーシャルゲーム『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』の面白い調査結果が送られてきたので紹介したい。『パズドラ』はスマートフォン向けに開発されたパズルゲームで、モンスターを合成でパワーアップや進化させどんどん強くさせていき、パズルを有利に進めていくというもの。

パズルゲームそのものはRPG風の戦闘シーンみたいに作られており、こちらが連鎖した分だけ敵に多くのダメージを与えることができる。また属性という概念もあり、火、水、木、光、闇が存在。チームは5体までのモンスターを連れて行くことが可能で、どの属性のどのモンスターを連れて行くかで有利不利に関わってくる。

そんな人気ゲームの『パズドラ』の面白い調査結果を紹介。

Q:あなたは「パズル&ドラゴンズ」をプレイしてから、他のスマートフォンゲームの利用頻度に変化はありましたか。あてはまるものをひとつお選びください。

・他のゲームをプレイしなくなった 129(15.2%)
・他のゲームのプレイ時間が減った 297(35.0%)
・他のゲームのプレイ時間は変わらない 379(44.6%)
・他のゲームのプレイ時間が増えた 44(5.2%)

以上の様に『パズドラ』を遊んでから50.2%の人がほかのゲームを遊ばなくなったようである。それほど中毒性の高いゲームだといえるだろう。

しかしそんな『パズドラ』での課金経験を聞いてみると次のような回答が返って来た。

Q.あなたは「パズル&ドラゴンズ」で魔法石を購入したことはありますか?(総数900)

・購入したことがある 323(35.9%)
・購入したことがない 569(63.2%)
・わからない 8(0.9%)

驚くことに6割以上のユーザーが課金経験がないようである。実は『パズドラ』は「魔法石」と呼ばれる物を購入しそれでスタミナの回復やコンティニュー、ガチャが可能となっている。しかし課金しなくても十分楽しめるように設計されており、ほかのソーシャルゲームほど課金を強要されず、また無課金ユーザーと課金ユーザーとの差も開かないのも特徴。そんなことから6割のユーザーが無課金で十分に堪能しているのだろう。

昨年2月にリリースした『パズドラ』だが、いつ頃にダウンロードした人が多いのだろうか。そんな気になるデーターが次の項目である。

Q.あなたが「パズル&ドラゴンズ」をダウンロードした時期を教えてください。

2012年2月 54 (6.0%)
2012年3月 27 (3.0%)
2012年4月 18 (2.0%)
2012年5月 17 (1.9%)
2012年6月 14 (1.6%)
2012年7月 29 (3.2%)
2012年8月 28 (3.1%)
2012年9月 44 (4.9%)
2012年10月 95 (10.6%)
2012年11月 103 (11.4%)
2012年12月 164 (18.2%)
2013年1月 162 (18.0%)
2013年2月 42 (4.7%)
おぼえていない 103 (11.4%)
(※2013年2月の集計は途中結果)

以上の様な結果になったが、目に見えてわかるように10月以降にダウンロード数が急激に増えている。12月、2013年1月は昨年9月の4倍近くもダウンロード者がおり、口コミやCM、メディアでの露出の効果があるといえるだろう。

ソーシャルゲームの中でもゲーム性が高く中毒性が高くハマったら抜け出せない。そんな『パズドラ』は今後コンシューマーゲーム機への移植も計画されており、家庭用ではアレンジを加えてのリリースとなりそうだ。筆者も絶賛ハマり中の『パズドラ』は当分ブームとなりそうである。

調査期間:2013年2月15日(金)~2013年3月5日(火)
調査対象:事前のスクリーニング調査において「スマートフォンで『パズル&ドラゴンズ』を利用したことがある、または現在利用している」と回答した10代~40代の男女900名
調査協力:ファストアスク(http://www.fast-ask.com/)

関連記事:人気ゲーム『パズドラ』の類似作品が出回る? 見た目もシステムもそのまま

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 『パズドラ』によって他のゲームの利用時間が減少するという調査結果 課金率は意外と少ない
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング