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種村さんが影響を受けたマンガとは?―種村有菜さんインタビュー(3)

 少女まんが雑誌『りぼん』(集英社刊)で次々と人気作を生み出し、『神風怪盗ジャンヌ』や『満月をさがして』はアニメ化もされたマンガ家、種村有菜さん。
 そんな種村さんの新連載が2月5日発売の『マーガレット』5号(2013年2月20日号/集英社刊)でスタートする。そのタイトルは『猫と私の金曜日』

 ずっと読者だったという『マーガレット』での初めてのオリジナル作品の連載ということで、これまでの種村さんの特徴だったファンタジー色はなくなり、ド直球の学園ラブコメが展開されています。しかも相手役の男の子は、主人公の高校一年生、立花愛の一つ年上の先輩・芹沢と、同じマンションに住むいとこの猫太、小学校五年生!
 学内の女子からモテモテな芹沢から、自分に気があることを告げられ、どぎまぎしてしまう愛。意を決して告白しようとするが、それをなぜか邪魔しようとする猫太。一話目からフルスロットルで加速するストーリー。一体どうなっちゃうの!?
 今回は種村さんに新連載作品についてインタビューを敢行。今回は最終回をお届けする。(新刊JP編集部)

■種村さんがマンガの道を歩むきっかけとなった一言とは?

―種村さんがマンガ家を志したきっかけを教えていただけますか?

「絵やマンガを描くのが好きなので、昔から、一生、絵やマンガを描いて暮らせたらいいなとは思っていました。ただ、イラストレーターになるか、マンガ家になるかはすごく悩みましたね。私、初めての投稿作品を描くまで、マンガって描いたことなかったんですよ」

―えっ、それは意外です!

「絵ばかり描いていて、高校一年生の春休みに投稿するために初めてマンガを描いたんですよ。マンガを読むのは好きだったけれど、読むのと描くのは使う脳みそが違うので。でも、一回描いてみて、それを送ったら、もちろん賞には全然引っかからなかったけれども、一次審査通過で2000円もらったんですね。で、これはいけるんじゃないかと自信がついて、送り続けたというのがきっかけです。
あと、いとこの女の子が、私の描くイラストが好きだと言ってくれていたのですが、ある日その子が私の描いたキャラクターを見て、『この子のお話ってないの? この子のマンガが読みたい』って言ったんですね。それで、じゃあその絵から膨らまして描いてみるかと思って、マンガを描きはじめたというのが最初ですね」

―そのいとこの女の子の一言が、大きなきっかけになったんですね。

「そうですね。マンガを描くという踏ん切りがついたのは、その言葉かも知れないですね」

―最初に描いた作品は、まだ残っていますか?

「残っています(笑)。でも、本当に見られたものじゃないですよ。内枠の中に絵を描かないといけないのですが、その内枠のサイズがめちゃくちゃなんですよ(笑)。ストーリーも暗くて、死んだ恋人の弟とくっつくという(笑)。その作品を見てから、今の作品を見るとだいぶ明るくなったと思いますよ」

―種村さんが影響を受けた映画やアニメ、マンガを教えていただけますか?

「最初に私をオタクにしたのは、宮崎駿さんですね。小学校一年生のときに『風の谷のナウシカ』を観て、衝撃を受けました。アニメはそこから好きになりましたね。で、第二次オタク期が中学校一年生の頃で、『ふしぎの海のナディア』にハマりました。庵野秀明監督のアニメとともに、第二次オタク成長期を過ごしました(笑)。ナディアは、初めて第一話から最終話まで逃さず見たアニメだったんですよ」

―では、マンガ作品ではどうですか?

「マンガは、実は保育園の頃に、『別冊マーガレット』とか『別冊フレンド』とか『別冊少女コミック』みたいな、高校生やちょっと大人な人が読むくらいの雑誌をお母さんが買ってきて読んでいたんですね。だから、わりと大人びた保育園児でした(笑)。また、当時はマンガってこれしかないと思っていたので、小学生のときに初めて『りぼん』をお母さんの同僚のOLさんに買ってもらって読んだときは、すごい衝撃的でした。なんだ、この可愛いのは! って。大人っぽいマンガからのギャップがすごくて、多分普通の女の子よりもマンガはハマっていたと思います」

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