映画『ココ・アヴァン・シャネル』主演のオドレイ・トトゥに会ってきた
【※9/8 インタビュー部分加筆】
9月18日(金)公開予定の映画『ココ・アヴァン・シャネル』の封切に先駆け、PRイベントのため主演女優のオドレイ・トトゥが来日しました! TOHOシネマズ六本木ヒルズ・屋外エントランスにてジャパンプレミアイベントが開催されましたので、その模様をお伝えします。
まずは少しだけ作品の説明を。映画『ココ・アヴァン・シャネル』は、世界中の女性があこがれるファッションブランド『シャネル』を産み出した女性『ココ・シャネル』の半生にスポットをあてた物語。コネクションも財産も教育も無い、孤児院育ちの彼女が「世界のシャネル」をつくり上げるまでの物語が描かれています。
主演を務めたオドレイ・トトゥはフランス生まれの映画女優。『アメリ』のアメリ・プーラン役、『ダ・ヴィンチ・コード』ではヒロイン、ソフィー・ヌヴー役と大役ばかりを手がけた実力派といえばおわかりいただけるでしょうか。そして今作『ココ・アヴァン・シャネル』も文字通り「世界のシャネル」の名を冠した大作。またもや大きなキャリアを積んだといえるでしょう。既に全仏では大ヒットとのこと。彼女のスクリーン上での演技に期待がかかります。
まずジャパンプレミアに登場したのは工藤綾乃(09年度全日本国民的美少女コンテストグランプリ)、内田恭子(キャスター)ら日本の著名人。他にも細田よしひこ(俳優)、コシノヒロコ(デザイナー)、能世あんな(モデル)、えれな(モデル)、黒崎エリカ(タレント)、上原さくら(タレント)、市井紗耶香(タレント・元モーニング娘。)、加賀美セイラ・レイナ(モデル)、宮崎麗香(タレント)、高垣麗子(モデル)、ドン小西(デザイナー)と、きらびやかで個性的な面々が集結、イベントを祝福しました。
ほどなくして六本木ヒルズのレッドカーペットにオドレイ・トトゥその人が登場すると、場の空気が引き締まりました。黒い衣装に身を包んだ彼女のにこやかな笑顔の裏には、気品と力強さが垣間見えるかのよう。内田恭子と並んだツーショットも披露し、取材陣に強いまなざしを送り続けていました。
花束贈呈イベントのあとのインタビューでは、次のようなやりとりもありました。
インタビュアー 「ココシャネルのどんなところに魅力を感じましたか?」
内田恭子「シャネルというブランドを一世代で築き上げたというストーリー自体も、ものすごく感動したのですが、 一人の女性が強さをもって自分の信じた道をどんどん突き進んで 周りの人も巻き込みながら、自分の目指すゴールにむかっていく女性の強さと、 あとは周りに対する愛情という女性ならではの繊細さ、優しさを持っているココの役柄にものすごく共感しました。」
内田恭子「オドレイさんは日本の女性をどういったイメージで見ていらっしゃるのか?
また何かアドバイスがあったら教えていただきたいです。」
オドレイ・トトゥ「フランス人として、日本人女性を見ていますと非常にエレガントで、繊細な感じがして見ているだけで嬉しい気持ちになります。 どちらかというと日本人女性はどこか服従しているというイメージがあるかと思うのですが、そんなことは全然なく日本の女性は非常に美しくエレガントで自立しているイメージがあります。」
工藤綾乃「映画の中で、シャネルは仕事も恋も一生懸命だったんですけれど、オドレイさんはそんなシャネルの生き方についてどう感じましたか?」
オドレイ・トトゥ「彼女は人の何人分もの人生を生きたんじゃないかなと思うのですが、そこに非常に共感を覚えます。もちろん彼女は仕事にも情熱を燃やしましたが、恋をしている時には仕事をペースをダウンしたりなど、非常に人間的なところがあり、彼女は本当に人生を情熱を持って生き抜いたと思います。」
インタビュアー「オドレイさんについてどんな風に感じました」
工藤綾乃「とても小さくてカワイイ人でした。一言一言答えている姿が素敵だったです」
レッドカーペット登壇後、六本木ヒルズ・スクリーン7ではオドレイ・トトゥさんによる舞台挨拶が行われ、次のようなメッセージをいただきました。
「シャネルを演じることで、シャネルのデザインした洋服が、なぜこんなにも着心地がよく、黒や白のシンプルな色ででありながら人を引き付ける魅力があるのか、その秘密を知ることができたので、ぜひ映画を見てその秘密を知ってください」
さて、本作『ココ・アヴァン・シャネル』のモデルとなった、ココ・シャネルとは一体どんな人物だったのでしょうか。本人の言葉を引用して、記事を締めくくらせていただきます。
「翼を持たずに生れてきたのなら 翼を生やすためにどんな障害も乗り越えなさい - ココ・シャネル」
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