「あなたのためと思って」と気持ちを押しつけられた時の対処法

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 仕事をしていると、嫌いな人や苦手な人ともつき合わなければならないですね。そのストレスが原因で、会社を辞めてしまう人もいます。
 また、仕事だけではなく、学校や近所の人との人間関係で悩んでいる人も多いでしょう。
 なぜ、人間関係のストレスや悩みはなくなることがないのでしょうか。
 実は、人を嫌いになってしまう原因は、自分と相手との「違い」を理解できないことが原因なのです。逆に言えばその「違い」を知ることで人間関係を改善することができます。

 たとえば、相手にあわせようとするタイプの人に多いのが、「気持ちの押しつけ」です。
 「あなたのために」「あなたのためを思って…」というのが代表的なセリフですが、「いちいち押しつけがましいなぁ、もっとさりげなくできないの?」「気持ちはうれしいけど、いつもいわれると、お返ししなきゃと思って、それが縛られているようでイヤだ」と、苦手に思っている人もいるはず。

 しかし、それをストレートに伝えてしまったり、表情に出してしまうと、陰で悪口をいわれたり、無駄に恨みを買いかねません。
 なぜなら、「あなたのために」という言葉をよく口にする人は、それに対しての気持ちのうえでの見返りを求めており、それがないと、「あれだけしてやったのに!」と感じてしまうからです。
 頼んでもいないことをされたうえに、恨みまで買ってしまったら、その人に会うのがますます辛くなってしまいます。
 もし、あなたの身近にいる人が、気持ちを押しつけてくる人で、それを負担に感じているようなら、その行為に対して「ありがとう」をきちんと伝えて、あとは一定の距離を置いてつき合いましょう。
 「一定の距離を置いてつき合う」とは、たとえば、あえて「敬語」を使ってみる、食事に誘われても断る、仕事上のつき合いと割り切って、プライベートなつき合いはいっさいしないなど、ハッキリとあなたのスタンスを決めてしまうことです。

 一度、「ありがとう」といってあげれば相手も満足します。その後、一定の距離を置いたつき合いを心がければ、あなたのストレスも少なくなり、相手からも不要な恨みを買わなくてすむのです。

 新刊『嫌いなあの人を味方に変える12の方法』(久保俊博/著、かんき出版/刊)は、まわりにいるイヤな人を口ぐせと行動傾向から人の性格を12種類の「原人」というキャラクターに分類し、だれでも簡単に、相手の性格や自分との違いを知ることができる方法を紹介しています。また、先ほどの例のように、苦手な人の思考パターンや対処法、切り返し方についても解説している、人間関係の悩みを明るく解決する一冊です。
(新刊JP編集部)



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