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Google Nexus 4(LG-E960)開封の儀

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Google『Nexus 4(LG-E960)』を入手したので早速開封の儀を執り行います。『Nexus 4』は約1年前に発売された『Galaxy Nexus』に続くGoogleブランドのスマートフォンで、先月13日に海外7か国で発売されました。Googleブランドのスマートフォンとしては4作目となります。日本での発売予定は今のところ未定です。

今回入手した『Nexus 4』は『Google Playストア』での注文競争に競り勝ってゲットしたものではなく、『eBay』で出品されていたのを購入したものです(定価よりも高かったのは言うまでもありません)。『Nexus 4』には8GBモデルと16GBモデルの2種類が販売されていましたが、入手したのは8GBモデルです。

では開封していきます。まずは製品箱から紹介します。パッケージングは黒い化粧箱に『Nexus 4』を描いた帯が付いた、『Nexus 7』や『Nexus 10』と同じ内容となっています。

製品ラベル。『Nexus 4』はLG製ということで、LG型番「LG-E960」が付与されています。製造国は『Nexus 4』の製造元であるLGの地元韓国。

箱裏の説明。

『Nexus 4』とご対面です。ディスプレーの保護フィルムはおそらく前のオーナーさんが剥がしたのでしょう。

同梱品。『Nexus 4』本体、充電&データ通信用のUSB⇔microUSBケーブル、電源アダプタ、、SIMトレイ取り外し用工具、クイックスタートガイド、保証書の6点。『Nexus 7』、『Nexus 10』同様に特別なものは何もありませんでした。『Nexus 4』はワイヤレス充電に対応しており、Qi準拠の充電パッド上に置くだけでバッテリーを充電させることができますが、充電パッドのようなものは同梱されておらず、また、今のところ専用充電台(Charging Orb)も発売されていません。今すぐ利用するにはサードパーティ製のものを入手する必要があります。

『Nexus 4』のスペック。筐体サイズは縦133.9mm×横68.7mm×厚さ9.1mm、質量は139g、ディスプレーは4.7インチ1280×768ピクセル(WXGA)のIPS液晶。プロセッサはSnapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz(クアッドコア)、RAM容量は2GB(LPDDR2)、カメラは背面に800万画素(裏面照射型CMOS)、前面に130万画素(CMOS)。バッテリー容量は2100mAhで交換不可。外部端子はMHL対応のUSB端子、3.5mmオーディオジャック。マイクは上下に計2つ、スピーカーは背面に1つ。センサーは加速度、ジャイロ、近接、ライト、気圧、デジタルコンパス、GPS/GLONASS。通信機能はWi-Fi a/b/g/n(2.4/5GHz対応)、Bluetooth v4.0、NFC、ワイヤレスディスプレー(Miracast)、ワイヤレス充電に対応します。対応周波数はGSM(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA(850/900/1700/1900/2100 MHz)のペンタバンド対応です。

搭載されているOSは、Android最新版の“Android 4.2”(その後Android 4.2.1にアップデートされています)。Android 4.2は、Jelly Beanのメジャーアップデート版で、ロック画面でウィジェットが利用できたり、カメラで上下左右360度のパノラマ写真が撮影できたり(Photo Shere)、マルチユーザ利用に対応するなど、Android 4.1.xから大幅にアップデートされています。詳細はこちらで紹介しています。

ディスプレーの端は外にかけて傾斜が付けられています(『Optimus 2X/G2x』のようです)。このため、ディスプレー外側から内側に指をスライドさせるような操作がしやすくなっています(外枠が引っ掛かることがなくなったからです)。

バックカバーはプラスチック質感の素材が使われており、フォルムはフラットな形状。表面は光沢仕上げとなっているので、指紋や手垢が溜りそうに思われますが、それほどでもありませんでした。手にした感触は『Optimus it L-05D』のような感じ。たぶん外装は『L-05D』を参考にしたのではないかと思います。

表面は光のあたり具合でラメのようなキラキラした模様が浮き上がってきます。新しい試みですね。

『Nexus 4』左側面には、ボリュームボタン、SIMトレーがあります。

SIMトレーは同梱のSIMトレー取外し工具を使って取り外します。装着できるSIMカードはmicro規格のものです。

『Nexus 4』上部には、3.5mmオーディオジャック、ノイズキャンセリング用のセカンドマイクが搭載されています。3.5mmジャックの位置が上に変わったのは個人的には良い変更だと思います。

『Nexus 4』右側面には電源ボタンが搭載されています。ボタンの位置は『Galaxy Nexus』を継承しています。両サイドにボタンを置くのはSamsung設計によるものだと思うので、LG的には抵抗があったでしょうね。

『Nexus 4』下部にはmicroUSB端子が搭載されています。MHL対応ですが、USB-OTGには非対応みたいでした。その両サイドにはネジが見えます。

では『Nexus 4』を起動! ブートロゴは『Nexus 7』、『Nexus 10』、Android 4.1/4.2版『Galaxy Nexus』と同じ。

初回起動時に現れるセットアップウィザードです。最初の画面は言語選択画面。他の『Nexus』と同じく、日本語もサポートされています。日本語対応のキーボードアプリ『iWnn IME』も標準搭載なので、『Google Playストア』から別途アプリをインストールしなくても日本語入力はできます。ちなみに、この後、Wi-FiやGoogleアカウントの登録画面が表示されるのですが、Googleアカウントを登録しても2000円の『Google Play』クーポンは付与されませんでした。

ロック画面。Android 4.2のロック画面ではウィジェットを置くことができるようになっています。

ホーム画面です。UIはAndroid 4.2版『Galaxy Nexus』と同じ。操作ボタンもディスプレーに表示されます。ちなみに、ディスプレー下に通知ランプがあります。

アプリドロワーは、『Galaxy Nexus』は4×4表示なのに対して、Nexus 4は5×4表示。横の画素数が増えたからでしょう。

Android 4.2で追加された“Quick Settings”パネルです。電源管理系機能へのショートカットが中心となっていますが、輝度調節スライダーを直接表示することが可能になっています。画面回転トグルも追加してくれればいいのに……。

設定メニューの画面。『Nexus 4』専用のカテゴリはありません。

入手時は、Android 4.2(JOP40C)が搭載されていましたが、Wi-Fiに接続するとすぐにAndroid 4.2.1(JOP40D)のアップデートが降ってきました。

無線とネットワークに”エリアメール”という見慣れた文字が表示されています。

写真の『Nexus 4』はNTTドコモのSIMで運用していますが、NTTドコモの『エリアメール』ではなく、Googleが米国ユーザ向けに追加したものみたいです。詳細は把握していません。

『Nexus 4』8GBモデルのストレージ容量実効値。合計容量は5.67GB、空き容量は5.49GBでした(開封後、アプリを追加したりしていたので、画像には4.70GBと表示されています)。ちなみに、『Nexus 4』にmicroSDカードスロットはありません。

『Nexus 4』では、IEEE802.11シリーズの無線LANを利用したワイヤレスディスプレー規格“Miracast”に対応しています。この機能は、設定メニューの「ディスプレイ」配下のメニューからON/OFFできるようになっています。Miracastを利用するには対応機器(テレビ、モニタ、テレビアダプタ等)が必要になるのですが、手元にMiracast対応機器がないので試していません(Xperia TのMiracastデモ)。

1年前に発売された『Galaxy Nexus』と比較。Galaxy Nexusの本体サイズが縦135.5mm×横67.94mm×8.94mmなので、若干縦幅が大きく、横幅が小さく、厚みが増しました。重さは135gから139gに増えています。サイズ的に大きな違いはなく、前面の外観にも大きな差はないのですが、側面から背面にかけてのフォルム、表面の材質が変わっており、手にした感触には大きな違いが感じられます。

『Nexus S』、『Galaxy Nexus』で採用されたカーブデザインは『Nexus 4』で廃止されました。

ディスプレーサイズは4.65インチから4.7インチに拡大し、解像度も1280×720ピクセルから1280×768ピクセルに増加。横の解像度が48ピクセル(0.05%)増えたので、UIの表示幅は横に伸び、1行に表示される文字数は2文字程度ですが増えました。本体サイズは大きくなりましたが、表示の見易さは上がったかと……。

ディスプレーモジュールも有機ELから液晶に変わったからか、コントラストは下がったように見えますが、白がより白く見えるようになるなど、目視では、色合いが悪くなったという印象はさほど感じていません。最大輝度は比較的高く、屋外での視認性は良かったです。また、輝度の調節幅も高いレベルに設定されているようなので、5%前後の輝度でも屋内で普通に見えました。

プロセッサは45nmのTI OMAP 4460 1.2GHz(デュアルコア)から28nmのQualcomm APQ8064 1.5GHz(クアッドコア)に変更、RAM容量も1GBから2GBに倍増しています。性能に関わるスペックは大幅に向上したと言えます。ベンチマークアプリ『Quadrant Standard』でテストしてみたところ、トータルスコアは5196。CPUスコアでは、同じクアッドコアの『Tegra 3』に負けていますが、逆にRAMは大きな差があり、2D/3D性能も『Tegra 3』を上回っています。

『Galaxy Nexus』は、OSバージョンが上がるたびに速くなっており、体感的な性能は十分満足できるレベルと思いますが、『Nexus 4』では、アプリ起動時やUIの切替わりでよりリニアに反応するようになっており、サクサク・ヌルヌル感が『Galaxy Nexus』よりもさらに上がったという印象を受けました。RAMの空き容量は、『Galaxy Nexus』は400MB程度なのに対して、『Nexus 4』は1.5GB程度。数時間いつも通り使ってみたところ、空きRAMの容量は900MB程度。これまで、メモリ解放を主な目的にタスクキルをしていたのですが、もうその不要になったかなと思いました。今はタスクキルアプリなしで使っています。

最後にバッテリーの持ちについて。『Nexus 4』のバッテリー容量は2100mAh。Galaxy Nexusよりも20%ほど増えていますが、フル充電から10%にまで低下するのに8時間14分。『Galaxy Nexus』と同レベルです。2000mAhを超えている割には意外と持たないなという印象です。メイン機として常用する場合は、どこかで1度は充電させる必要があるでしょうね。



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