【ネギマガ】セガがユーザー発の言葉「ミクダヨー」を商標登録!? 過去のミスからの判断か?
世界のバーチャルアイドルまで育った初音ミク。そんな『初音ミク and Future Stars Project mirai』発売の際に話題となった頭のでかい初音ミク。元は『ねんどろいど』をベースとしたキャラクターで、ゲームのイベントなどにたびたび出現。ユーザーはこの『ねんどろいど』ベースの初音ミクを“ミクダヨー”と勝手に名付けたのだ。
それが定着してかセガも“ミクダヨー1号”、“ミクダヨー2号”と自ら呼ぶようになり、頭が大きい方が1号、六頭身の方が2号と呼ばれている。
そんなユーザー発の言葉“ミクダヨー”がセガにより商標登録されていたのだ。「初音ミク開発のクリプトンではなく、セガが商標登録?」と疑問に思うかもしれないが、ミクダヨーという言葉の切っ掛けを作ったのはセガのキャンペーンと商品。今後もミクダヨーの名前で親しまれるために使い続けるということだろう。
商標登録したからといって、ユーザーに勝手に使うなという締め付けはなさそうである。むしろユーザーのために押さえておいた商標だろう。見ず知らずの人が商標を押さえて使えなくなるよりは幾分マシである。
セガは同社の人気タイトル『戦場のヴァルキュリア4』のドメイン「valkyria4.jp」を知らない人に押さえられるというミスをおかしてしまった。同作はシリーズごとにドメインが異なり、「valkyria.jp」「valkyria2.jp」「valkyria3.jp」と取得してきたが「valkyria4.jp」は先に取られてしまったようである。このように先に知らない人に取られないように先手を打っておいたのだろう。
『戦場のヴァルキュリア4』が発売されない理由 「valkyria4.jp」ドメインが既に取得されているから?
商標検索はこちらから(番号単独入力の「文献種別」に4を入力し、文献番号に「2012-77076」を入力)
http://www.ipdl.inpit.go.jp/Syouhyou/shsogodb.ipdl?N0000=103
※画像は特許電子図書館およびニコニコ大百科より引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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