子どもたちの節電レポート「電気を消す」「外で遊ぶ」 バンタイが調査
夏本番、節電意識が高まるなか、オトナだけでなく子どもたちも節電に取り組んでいるようです。バンダイは「お子様が節電のために気をつけていることは?」というテーマでアンケートを実施。身近なことから、子どもたちが節電対策を行う姿が浮き彫りになりました。
調査対象になったのは、3~5歳、6~8歳、9~12歳の男女各250人、合計1500人の子どもたちの保護者。「お子様が節電のために気をつけていることは?」という質問に回答しました(調査期間が春だったせいか、エアコン利用に関する回答はやや低めです)。
男女総合で1位になったのは「照明をこまめに消す(66%)」。「最近では『使わない電気は消さないと電気がなくなっちゃうんだよね』と言うようになりました(3歳男児の母親)」「電気を切るまでが片付けだと教えています(5歳女児の母親)」「部屋を出るとき『電気を消さなきゃだめだよー』と言ってくれます(3歳男児の母親)』など、親の“節電しつけ”によって子どもたちも節電につとめている様子がうかがえます。
2位には「テレビをこまめに消す(21.1%)」がランクイン。また7位には「ゲームする時間を減らす(6%)」も入っており、「できることから節電という約束で時間を決めてゲームをすることになりました(6歳男児の母親)」「家でゲームばかりするのでなく、外で遊んで少しでも節電できるようにしている(7歳女児の母親)」などのコメントも寄せられています。10位には「外で遊ぶ(3.1%)」も挙げられており、子どもの遊び方も“節電”のひとつとして意識されているようです。
4位には「早寝早起き(8.0%)」、6位には「皆と一緒の部屋で過ごす(6.9%)」と、ライフスタイルそのものを“節電型”に変えていく家庭も。「家族みんなでひとつの部屋に集まれば電気を使う部屋もひとつですむし、一緒に触れあう時間も増えてよかったなと思っています(5歳女児の母親)」というコメントもあり、節電をきっかけにポジティブな変化が起きている家庭もあるようですね。
子どもたちと一緒に過ごすことの多い夏休み、節電でいつもと違う楽しみ方をしてみるのもいいかもしれません。バンダイこどもアンケートレポートVol.203、調査期間は2012年4月27日~5月10日、調査対象3~12歳の子どもの保護者1500名、調査方法、雑誌・新聞・インターネット上でのアンケート付きプレゼント応募よりランダムに抽出。
※写真画像は「足成」より
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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