体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

集中力がない人が捨てるべきもの

 仕事でも勉強でも、その時やるべきことに全精力を注いで集中すればおのずと成果は出るもの。
 ただし、それがいかに難しいかということは、何であれ目標に向かって取り組んだことのある人なら誰でもわかっているはずです。
 人間の集中力を阻害するものは数知れません。感情ひとつとっても他のことでイライラしていたり、怒っていたり、焦っていたり…。こういったものはすべて私たちを一心不乱な集中から遠ざけてしまいます。
 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』(徳間書店/刊)の著者で認知科学者の苫米地英人さんは、こういった感情やイメージを“頭のゴミ”だとして、頭をクリアな状態で働かせるためにも取り除くことを勧めています。
 今回は本書のなかから集中力を阻害する「頭のゴミ」の種類とその対処法をいくつか紹介します。

■感情からくる「頭のゴミ」
 人間は感情から強い支配を受けていると苫米地さんはいいます。
 感情的になってはいけないとわかっていても、感情の波立ちによる思考や行動の乱れを完全にコントロールできる人はほとんどいません。
 しかし、真剣に考えないといけないことがある時に感情に振り回されてしまうなんて無駄なことだと思いませんか?
 感情に邪魔されずに物事を進めるための方法として、苫米地さんは「視点を高くする」ことを挙げています。たとえば会社で嫌いな上司にイライラさせられているという状況では、「上司にイライラさせられている自分」という視点から、

自分→職場(自分が感情的になると部下の教育に悪い)→部門(この部門には自分よりもっとがんばっている人がいる)→会社(会社の経営状況が悪いからみんなイライラしてるんだな、自分がムードメーカーにならなきゃ)
 
 と、どんどん視点を上げていけば、感情から受ける影響をおさえることができるのです。

■「なんとなく満たされない…」人は「他人のモノサシ」を捨てる
 「今のままでいいのか?」という漠然とした焦りや、なんとなく毎日が満たされないという状態も、物事への集中を妨げます。
 こういう状態にある人は「他人のモノサシ」に支配されているといえます。
 個人の価値観や幸福観のは大なり小なりマスメディアからの情報であったり、他人に言われた言葉に影響されるもの。それを自分自身の価値観だと思い込んでいるのが私たちの真の姿なのです。
 会社で出世している方が偉い、金持ちの方が偉い、恋人がいる方が幸せ…。これらはすべて外部から入ってきた「他人のモノサシ」であり、「頭のゴミ」です。
 こういった外部の価値観を一度捨て、自分が心から望むものを考え直してみることで、クリアな頭に立ち戻ることができます。

 余計なことに惑わされて、やるべきことに集中できなかったり、能力を発揮できないのはもったいないことです。
 本書には、私たちの頭をもやもやさせ、集中力を削ぐ「頭のゴミ」が数多く取り上げられていますので、毎日ぼーっとしている人や、やる気が出ないという人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



(新刊JP)記事関連リンク
トップアスリートが実践する集中力を高める3つの方法
アウェーでも自分の実力を出せるようになる方法
試験で好成績をとるための3つの秘訣

エンタメ
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。