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全ての不幸はバブルから始まった

全ての不幸はバブルから始まった

この記事は三橋貴明さんのブログ『新世紀のビッグブラザーへ』からご寄稿いただきました。

全ての不幸はバブルから始まった

さて、デフレ期には「国民が納得する」政府による需要創出が必要ですが、最も分かりやすいものが「戦争」です。戦争になると、政府の支出増に文句をつける人が減ります。(現在の日本の場合、お花畑サヨクさんたちが少なくないので、文句の声は大きくなると思いますが)

とはいえ、別にデフレギャップを埋めるためには戦争しかないという話ではありません。要は、国民が納得しさえすれば、「正しいデフレ」に陥った国(日本、ドイツ、スイスなど)は、超低迷した長期金利を利用し、国債発行で政府が財政出動により需要を創出することができます。(ギリシャとかはダメ)
現在の日本国民が最も納得する(文句を言わない)「資産」とは何でしょうか。そう、「安全」です。

『麻生元首相が民主の政策批判』*1
*1:「麻生元首相が民主の政策批判」2012年6月10日『東日新聞』
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=16258&categoryid=1

自民党愛知14区の今枝宗一郎支部長の後援会が主催する記念講演会が9日、新城と豊川、蒲郡の各市内で開かれた。麻生太郎元首相が登壇し、経済政策を中心に民主党の政権運営を批判。独特の「べらんめえ」口調でユーモアを交えて日本の現状を語り、今枝氏への支持を呼びかけた。
このうち新城市の新城文化会館には、元首相の話を聞こうと会場を埋め尽くす約370人の聴衆が集まった。
麻生元首相は、現在の日本の最大の問題を「デフレで資産価値が下がっていることだ」と指摘。1929年に起きた世界恐慌の際、大蔵大臣として徹底した政府支出によって日本をいち早くデフレから脱却させた高橋是清を引き合いに、財政出動の必要性を訴えた。
「私の内閣のときには高橋是清に従ったため、公共工事が伸びた。自民党と民主党の全く違うところだ」と話し、戦後に整備してきたインフラが耐用年数を迎えていることからも「安全に投資する気はないのか。公共工事をすべて『悪』というのはアホらしい」と、公共投資を抑制してきた民主党政権を酷評した。
「財政再建は政府の借金を減らすことではない。経済を成長させれば借金は減る」とも主張。消費税増税を目指す野田政権を「景気がよくなって初めてできるのであり、先に(税率を)上げさせてというのは順番が違う」と厳しく批判した。
1000兆円に迫る国の借金に対し、個人金融資産1400兆円との推計を引用しながら「国民は銀行経由で国家に金を貸しているのであり、『国民1人あたり借金がいくら』というのはふざけた話。皆さんは債権者だ」と説明した。
高齢社会の問題にも言及し「元気な高齢者には働いてもらおう。その道一筋の高齢者を有効に活用できる制度を考えるべきだ」と主張。日本の将来像を「活力ある高齢化社会」と表現し「成功したら世界が見習うだろう」と訴えた。
今枝氏については、政治家として医療問題に取り組む前に、まずは現場を知ろうと医師になった経歴を紹介しながら「医療を変えたいからと医者になる候補はいない。全国を回っているが、この候補はいい」と太鼓判を押し「医者の顔から候補者の顔になりつつある。長い目で見て育ててほしい」と支持を呼びかけた。』

ちなみに、麻生元総理は「家計の金融資産」と「政府の負債」について、
「皆さんの家計の資産が、銀行預金などを経由して、国債に投資されている」
と、事実を言っているだけで、「家計の金融資産を政府の負債が超えると破綻する~っ!」系の破綻論をお話になられたことはありません。何となく、東日新聞の記事ではその種の財政破綻論ニュアンスが感じ取れるかも知れませんが、麻生元総理は「国家のバランスシート」を完璧に理解されています。

さて、麻生総理の仰る「資産デフレ」ですが、ずばりこれです。
【日本の国富(生産資産、有形非生産資産、株式、対外純資産)をグラフ化(単位:十億円)】*2

全ての不幸はバブルから始まった

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