人気漫画『しろくまカフェ』が無期限休載へ アニメ化でのトラブルが原因?
漫画雑誌『Flowers』にて連載中、現在アニメも人気放送中の『しろくまカフェ』。原作者のヒガアロハさんが自身のTwitterにて「無期限休載」を明らかにし、ファンに衝撃が広がっています。
『しろくまカフェ』はクールなシロクマくんがマスターをしているカフェの中で繰り広げられる、色々な動物や人間との会話が和むギャグ漫画。今年4月からはアニメ化し、櫻井孝宏さん、福山潤さん、神谷浩史さんら豪華声優陣の起用も話題に。
休載の理由に関して、はっきりとした発表があったわけではありませんが、ヒガアロハさんは同じくTwitterにて以下の様なつぶやきを投稿しており、今回のアニメ化にあたって、制作会社との意見の食い違いがあったことが見受けられます。
【ヒガアロハ(@alohahiga)さんのつぶやき】
<シリアスな話なので注意>えっと、先日、編集部と制作会社と私とで、話し合いの場を設けてもらいました。私が意見を言える初めての機会となりました。これまでの半年間くらい、あちこちに頼み続けてたつもりだけど、一向に取り合ってもらえなかったから、長かった。
今月からの休載宣言と、知的財産管理の専門家に文書を作成してもらって配達証明で送るという手段を取って、やっと動かすことができました。話し合いには弁理士さんも同行してもらった。編集部側に全面的に非があるということで、謝罪してもらいました。
アニメ関連については、まだ契約書が作成されてなくて、私は1円もいただいてないっすwwwww
熊の指は5本!!!!4本指とか、それぬいぐるみやから!!グリズリーの爪とシロクマの爪は形が全然違うから!!o(T皿T)o
など、ヒガさんの意向とは違うキャラクターデザインや、物語の展開があったことが伺いしれます。
今回の騒動に対して、ネットユーザーの意見は「原作者不在でアニメ化が進められていくのはおかしい」「どう考えても編集部が悪い」「こういう内部の揉め事は表面化させて欲しくない」など様々。
一方で「アニメオリジナルの話が面白いので終わってしまったら残念」「このまま1クールで終わっちゃうの?」「今後開催予定のイベントはどうなるんだろう……」とアニメの存続について心配する声も多く見られました。
今週末6月2日からはキャラクターをデザインしたオリジナルフードやグッズが楽しめる「しろくまカフェinナムコナンジャタウン」など、イベントも控えている『しろくまカフェ』。今後どの様な展開になっていくのか、注目が集まります。
※画像はヒガアロハさんのTwitterより引用。
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