子供が如何にプラスを与えてくれるか。

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島国大和のド畜生

今回は島国大和さんのブログ『島国大和のド畜生 』からご寄稿いただきました。

子供が如何にプラスを与えてくれるか。

子育てを行政が全く支援しない(正確には古い旧態依然とした仕組みのままで、今の子育てに合っていない。予算は使ってるのに必要な人に届かない)事に対する不満エントリを書くと、これから子供作るかと思っている人を怖気づかせてしまうかもしれないので。
いい話も書く。自分の中のバランスとり。

■子供で大変な事は慣れる

泣く喚く騒ぐ。空気を読まない。所構わずゲロを吐く。ウンコする。
これは酔っ払いや、ボケ老人を思い浮かべると良いと思う。まさにアレだ。
そしてそれが24時間体制。

自分も第一子が出来た時、正直これが3年続くのは耐えれないんじゃないかと思った。(3歳になるとオムツが外れるから多少マシに)

が。慣れる。慣れてしまう。人間と言うのは慣れる生き物だから。良くできている。

子供をフロに入れたり、オムツ替えたり俺には出来ないんじゃないかと思って居たがどうにかなった。

自分の時間が無くなるんじゃないかと覚悟もしていた。
実際無くなるが子供との時間は結構楽しい。思ったより平気だ。

自分はかなり純度の高い駄目人間なので、気をつけないとネグレイトやらかすんじゃないかと不安に思っていたが、実際は普通に子供は可愛い。
哺乳類というのは良く出来てる。(子供は可愛い記号のカタマリだから)

■子供には邪気が無いから可愛いよ

邪気が無いというか、邪気まる見えというか。
腹に一物あったりしない。腹減った。俺を構え。眠い。なんか機嫌悪い。全部直球で解かりやすい。

その代わり、奴らの満面の笑顔は、本気で笑顔だから、それは可愛いさ。

あれはヤクザの手口だよ。殴る蹴る金をせびるの酷い仕打ちをするヤクザが偶に優しくするだけでキュンと来ちゃったりするじゃない。

泣く喚くウンコするの子供に「にぱー」っと笑われると落差があるから超可愛く感じるよ。
この辺、哺乳類の子供は親の庇護がなければ生きていけないから、親の方はそういうのを庇護したいと思うように出来てる。
時々そういう仕組みが上手く働かないパターンもあるから人によっては違ったりするけどさ。

あとね、子供は感情の閾値が低い。カンタンに怒るけど、カンタンに喜ぶ。
人生において、高い高いしただけで、大喜びしてもらえるような状況ってそうは無いでしょ。
子供と居るとそれは日常になる。
喜ばれるってのは、生きる糧になる。

■生きる糧になるよ

ウチはまだ自我が確立する前の年齢だから。パンダの赤ちゃん飼ってるみたいなもんで。ただただ可愛い可愛いってレベルだから言えるのかもしれない。
これが大きくなって悪態の一つもつくようになったり、グレたり引き篭もったりしたら感想は変わるかもしれないが。

とはいえ、自分の人生が自分だけのものじゃ無くなったのは、思ったよりデカイよ。
それは重荷でもあるが、無茶をしないブレーキであり、投げやりにならないセーフティネットになっている。

人生消化試合に入るところを、彼女らが役割を与えててくれたと思っている。
これもまー人によるとは思うけど。

まーなんというか、テレ臭い話だけど自分が書いた文章で、子供作るのに悪い印象ばかりついちゃうのもアレなので、逆も書いておいた。

執筆: この記事は島国大和さんのブログ『島国大和のド畜生 』からご寄稿いただきました。

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