マイクロドローンによるHD撮影がアーティストのMVで初の実用化 見たらやっぱり凄かった!
ガジェット通信では以前、マイクロドローンを使ってHD撮影を実現したテスト映像を紹介しました。
撮影手法に革新をもたらすマイクロドローン映像が凄い! 30gの機体で見たことのないカメラワークを実現
https://getnews.jp/archives/2034706[リンク]
本格的な実用化に注目が集まっていましたが、ボーカル&ダンスグループJ☆DeeʻZ(ジェイディーズ)のミュージックビデオで、このマイクロドローンを使った撮影を実施。MVでは世界初となるマイクロドローンの起用が実現しました。
未来飛行 / J☆Dee’Z(ジェイディーズ)
https://youtu.be/2dceR6Ya79w
公開されたのは、7月25日リリースのシングル『未来飛行』のMV。冒頭、FPVカメラを搭載した縦横110mmほどの超小型ドローンが、校舎の窓から教室へと入っていきます。メンバーの一人が飛ばした紙飛行機の一人称視点を表現しているんですね。
廊下に出て移動するシーンでは、メンバーの顔の近くを飛行したり、わずかなスキマを難なくすり抜けたり、マイクロドローンならではの映像を提供。
エモーショナルなダンスパフォーマンスで注目を集める平均年齢17歳の3人組と、マイクロドローンによる撮影技法が見事に融合し、ダイナミックで新鮮な映像を実現。テスト映像の実績を活かしつつ、さらにグレードアップした内容となっています。
撮影で使用されたマイクロドローンの開発者である増⽥勝彦氏は、自身の『Facebook』で「今回もまた、撮影時に多くの課題に出会うことが出来、一つ一つマイクロドローンの良さを磨きつつ、どの分野においても一つの撮影手法として認識してもらえるツールなればよいと思っています」と、さらなる実用化に向けて意欲を示しています。
※画像は『YouTube』より引用。
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