子供にもわかりやすい「ちかづかないほうがよいかべ」イラストが話題に

子供にもわかりやすい「ちかづかないほうがよいかべ」のイラストが『Twitter』上で話題となっている。

6月18日に大阪府北部を震源として発生した大阪北部地震。大阪府では観測史上最大という震度6弱の大地震は地域にさまざまな被害をもたらしたが、特に高槻市立寿栄小学校でのケースなど、満足に地震対策されていないブロック塀の倒壊にまきこまれ死傷する事故が大きな注目を浴びた。

これまでなにげない日常のワンシーンだったブロック塀が、地震に対してここまで脆弱だったとは思いもしなかった人がほとんどではないだろうか。

地震を受け件のイラストを発表したのはは防災関連の研究所にお勤め島崎敢(しまざき・かん)さん。研究の中で培った知識やノウハウをもとに

「つぎたしてあるかべ」

「せよりたかいかべ」

という具合に平仮名で説明書きを入れ、危険なシチュエーションが子供も理解できるようになっている。



https://twitter.com/shimazakikan/status/1009363170543132672


https://twitter.com/shimazakikan/status/1011816633201905664

地震のような非常時に最も危険な目にあうのは、知識や経験の少ない子供たち。そんな子供たちを護ろうという島崎さんの取り組みに『Twitter』上では

「分かりやすくて良いイラストですね。 明日子どもと通学路の点検をしようと思っていたので、こういった資料があると本当に助かります。 ありがたく使わせて頂きます」

「早速登校班の親子で共有させて頂きました。今まで子供達は何が危ないのかピンとこなかったのが絵を見る事でよく理解できたようです。今朝も指差し確認しながらここ危ないと子供達で話し合っていました。有用な資料ありがとうございました」

「とってもわかりやすいですね! 可愛い絵と共に作っていただきありがとうございます。 一つ感想です。 息子に見せたら、壁が重いかどうか持ってみなきゃわからないよ。 壁って全部重いんじゃないの? と言われました。 大人は感覚で重そうな石がわかりますが、子供の感覚では分からないみたいです」

など感謝と絶賛の声が多数寄せられている。

島崎さんはその後も世界の子供たちのために英語版、中国語版、韓国語版などのイラストも公開。


https://twitter.com/shimazakikan/status/1012523083230396416

ブロック塀以外にもさまざまな危険や災害についての対策イラストがあるのでぜひ多くの方にご覧いただきたい。

※画像は『Twitter』から引用しました
https://twitter.com/shimazakikan/

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