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日本代表入りするために世界中で入団テストを受けまくるサッカー選手のエピソードに称賛の声が続出

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3月19日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)にて、「国内外のサッカーチームの入団テストに落ちまくってるけど、どうしても日本代表入りを諦めない人!」が紹介され、そのエピソードに反響が集まっています。

番組に登場したのは、現在25歳のプロサッカー選手、丸山龍也さん。小学1年生の時に友達に誘われてサッカーを始めた丸山さんは、2000年にシドニー五輪の男子サッカー準決勝戦の試合を見て、日本代表を夢見るようになります。

当時はコーチから「ドリブルするな。パスするな。調子に乗るな」と言われ、お世辞にも上手いとは言えなかったそう。諦めの悪さは人一倍だった丸山さんは、いくつもの入団テストを受けますが、結果は不合格。中学3年生の時に、入団テストのない横浜のジュニアユース『F.C.COJB』に入団。相変わらず実力はいまいちでしたが、チームの監督からのお誘いでサッカー大国ブラジルへサッカー留学するチャンスを手に入れます。丸山さんはブラジルに渡り奮闘しますが、爪痕を残せぬまま帰国することに。

その後、午前中はサッカーの練習、午後は定時制高校に通っていた丸山さん。高校3年生の時に、日本よりランキング下位のベトナムでリーグ一部の入団テストを受けますが、結果はお払い箱。高校卒業後、Jリーグ昇格を目指している『アンソメット岩手・八幡平』へ入団するも、試合中に靱帯を断裂する怪我を負い、約8か月のリハビリ生活を余儀なくされます。さらに怪我からの復帰戦で2度目の靱帯断裂。この時丸山さんは人生で一番落ち込んだそう。また、怪我で2年程ブランクが空いてしまい、チームとの契約も切れてしまいます。

その後自費でタイに渡り、13チームの入団テストを受けるも、結果は全て不合格。仲間からの誘いもあって、丸山さんは21歳の時にスリランカの1部リーグでプロデビューを果たします。デビュー戦で初ゴールを決め、すぐにキャプテンに任命。一躍脚光を浴びることに。

22歳の時に同世代がヨーロッパで活躍していることを聞き、移民が多くサッカー関係者の集まるフランスへ。言葉のわからないフランスで、来る日も来る日も、いたるところでサッカー関係者を探したそうです。ある日、知り合いに凄腕エージェントがいるという男性から、スロバキアの強豪チームを紹介できるとの話を持ち掛けられます。この男性に契約金とコーディネート料100万円を支払った丸山さんですが、男性は目を離したすきに現金を持ち逃げして行方をくらませたそう。執念で3日後に男性を見つけるも、お金は戻ってきませんでした。

この経緯とサッカーへの熱い思いをブログに書き綴ったところ、募金が集まり、ヨーロッパのトライアウトを巡ることが叶います。そしてリトアニア2部のチームと契約しますが、更なるステップアップのためにサッカー強豪国のスペイン2部のトライアウトに挑戦。しかし世界トップレベルのサッカーに衝撃を受け、レベルの違いを痛感したそう。現在は経験を活かして、海外で活躍をしたい選手の支援をしているとのことです。

このエピソードにネット上では「諦めなかった根性はまじですごい」「バカだけど魅力的だよこの人 こういう人は成功する」「チャレンジ精神すごすぎ」と自身の夢を貫き通した丸山さんを称賛する反応が多く集まっていました。

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しばざきだいすけ

記者:

映画とアニメが好きな学生ライターです。最近はスニーカーにはまっています。

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