体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

『TheParallaxView』はトリックアートを見ている気分になる『iPhone X』専用アプリ

3月6日、Appleの『App Store』にてイリュージョンもしくはトリックアート(錯視)とも言えそうなアプリがリリースされました。アプリ名は『TheParallaxView(ザ・パララックス・ビュー、以下、本アプリ)』。開発したのはスウェーデン在住のPeder Norrby氏。

「パララックス」とは、日本語で「視差」のことです。「視差」とは、目と対象物との相対的な位置の違いにより、対象物の見える方向や角度が変わることです。スピードが異なる対象物の動きを目で追う際に立体感や奥行きを感じることを“視差効果”と言います。“視差効果”は、昔から横スクロールアクションゲームで使われていたりします。『iPhone』の不思議な壁紙なども、“視差効果”を活用しています。

TheParallaxView ∙ Illusion of depth by 3D head tracking on iPhone X(YouTube)
https://youtu.be/xjH8Q4xsKpo

本アプリは、『iPhone X』に搭載されているARKitの3D顔認識機能と、TrueDepthカメラのユーザーの目の位置を3Dで追跡する機能を活用し、“視差効果”を描画することで、『iPhone X』のディスプレイ上にまるでワープホールかトリックアートのような画像を映し出します。2次元のディスプレイの中に3次元の世界が展開するのは、見ていてかなり不思議な感覚です。手品を見ているような気分になったりもします。

目の動きを追跡しているのですが、『ターミネーター』の世界がリアルになった感じです。

奥行き感だけでなく立体感も描画可能。「ディスプレイから貞子登場」といった演出も可能になりそう。




なお、本アプリの奥行き感や立体感をよりリアルに感じたいのであれば片目で見ることが推奨されています。

『iPhone X』でこうした演出が可能ということでわかったので、今後『TheParallaxView』の技術を応用したゲームや手品などのアプリが登場するかもしれませんね。本アプリは、『iPhone X』専用で価格は無料です。ダウンロードは以下のリンクから。

『TheParallaxView』ダウンロードページ
https://itunes.apple.com/app/theparallaxview/id1352818700

英語ですが、本アプリの技術的な部分に関心のある方は以下のページで詳細を確認可能です。ちなみに、ソースコードはGitHubにて公開されています。

TheParallaxView ∙ Illusion of depth by 3D head tracking on iPhone X
http://www.anxious-bored.com/blog/2018/2/25/theparallaxview-illusion-of-depth-by-3d-head-tracking-on-iphone-x[リンク]

※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=xjH8Q4xsKpo

※ソース:
http://www.anxious-bored.com/blog/2018/2/25/theparallaxview-illusion-of-depth-by-3d-head-tracking-on-iphone-x

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。