ブラックに働ける人間は学校・部活が育てる!? 「耐えるのが美徳」「まるで奴隷根性」とさまざまな反応集まる

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学校リスク研究所・部活動リスク研究所を主宰する内田良名古屋大学准教授によって、運動会・体育祭の組体操におけるプラミッドが崩れて事故になることなどの危険性について警鐘が鳴らされていますが、身体と精神両面を追い込む授業や教育が行われている例は依然として行われている学校もあります。

ある『Twitter』ユーザーが、学校や部活が「ブラックに働ける人間」を育てているとツイート。さまざまな反応が集まっています。

この国はブラックに働ける人間を育成するのが本当に上手だと思う。あの手この手で洗脳し、耐性をつけていく。精神論を語り、苦しみ、耐えることを美徳とし、義務は教えるが権利は教えない。大人になっても青年期に刷り込まれた感覚は失われず、その人の人間性の根幹となる。その第一線が学校、部活。

このツイートには、「耐えるのが美徳」「それは小学校から始まっている」「出来ない人は社会不適合者として扱われる」といった反応があったほか、別のユーザーからは次のようなツイートも。

ついでに考える方法(やり方)を教えず奨励せず、上の言うことを聞いていればそれで良いと洗脳し続け、後で考える事が必要になったら「自分で考えなさい」「そんなことも分からないのか」と恥じさせる。(そして恥じる事は悪い事をした時と指導されているのでより萎縮する)

また、ほかのユーザーからは次のようなツイートが。

暗記中心教育で考える事はしない。偏差値だけが目標ですぐに結果でる事にしか興味なし。意見を持つとしんどい。議論は避ける。多数に合わせ空気をよみ従う。自律も自立もなく、まるで奴隷根性だ。

「自分の母校は必ず部活に入らされてやめる自由もなかったような学校だった」「部活は普通にパワハラがある」といった声も多く寄せられていた一方で、「現状をただ嘆いているだけでは生産的でない」「学校も部活も勝手に行かなきゃいい」といった意見も見られた「ブラック人材は学校・部活から生まれる」ツイート。学生だけでなく、社会人も含めてコミュニティに馴染めなかった人が受け入れられるセーフティーネットを増やす、といった対策が求められるのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/Actingout12/status/953237859787448320 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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