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「大きなお世話」が、夫婦のキレツを生んでいく――山口拓朗の「夫婦円満法」

今年で結婚20年目。2度の離婚危機を乗り越えて、今ではお互いが相手を認めて応援し合い、それぞれのビジネスを発展させている山口拓朗さん、朋子さんご夫婦。拓朗さんは文章の専門家として、これまでに著書を10冊以上出版。奥様の朋子さんは主婦の起業を支援するオンラインスクール「彩塾」の塾長として、これまでに600名以上の門下生を輩出。2016年から夫婦そろって中国での講演をスタートさせるほか、「夫婦コミュニケーション」をテーマにした講演活動にも力を入れています。

そんな山口拓朗さんが自身の経験から編み出した「夫婦円満法」を公開するこのコーナー。第10回は「“大きなお世話”が壊す夫婦関係」です。f:id:k_kushida:20180116202440j:plain

それってホントに優しさなの?

結婚して幸せになるはずだったのに……なぜかイライラすることが多い。相手に当たってしまうことが多い。相手にもイライラするけど、イライラしている自分も好きになれない。そんな不全感に悩んでいる人が少なくありません。

たとえば、「男は家族サービスをしっかりとやるべき。土日に家族をどこかに連れていかなくてはいけない」と思っている男性がいたとします。しかし、相手が外に出かけることを望んでいかなかったらどうでしょう。たとえば、女性が「土日は基本的には家でのんびり過ごしたい」と思っていたとしたら?

お互いの考え方が違うので、遅かれ早かれ“おかしなこと”が起き始めます。先ほどの例でいうなら、女性は、毎週末に男性に連れ出されてストレスを溜め込む。一方、頑張って家族サービスしているにもかかわらず、相手が今ひとつ浮かない顔をしていると、男性は「なんでつまらなさそうにしているの?」と相手を責めたくなる、といった具合です。これが“おかしなこと”です。

例を変えましょう。たとえば、「女性は朝昼晩の3食、栄養バランスのいい食事を作って、働く男性を支えなくてはいけない」と思っている女性がいたとします。そういう女性は、せっかく作った食事を夫が残したり、夫から「弁当は飽きたから、明日の昼は外食するね」と言われたり、「猛烈に腹が減ったから、どこかで夕飯を食べて帰るわ」とメールが来たりするとイラっとくるのです。「せっかくあなたのためを思って毎食頑張って作ってるのに!」「料理を作るこっちの身にもなってよ!」という具合です。そんなヒステリックな態度を見て、男性は「めんどくさいなあ」と感じることもあります。これらが世の中の夫婦で起きている悲劇です。

相手が求めていないことをする=大きなお世話

どうして、このような悲劇が起きるのでしょうか? それは、○○をすれば相手は喜ぶはず、という“勘違い”をしているからです。そのため、自分がしていることが、「優しさの押し付け」であることに気づいていないのです(その優しさをムリして受け取るほうにも問題はありますが)。

「頑張って尽くしているのに!」と自分にイライラしているのは、相手が悪いのではありません。 “そうしなくていけない”という自分自身の“勘違い”がイライラの種を作っているのです。しかし多くの場合、本人はそのことに気づいていません。

女性が「土日はわたしをどこかに連れ出してね!」と求めているのであれば、男性は「よし、いいよ!」と連れ出してあげればいいでしょう。同じように、男性が「毎日、きみの手作り弁当が食べたいなあ」と言うのであれば、女性が「いいわよ。毎日お弁当を作るね!」と料理を作ってあげればいいでしょう。それぞれが相手のニーズに応えていて、なおかつ、自分のやりたいことでもあるからです。

一方で、相手が求めてもいないのに“それをしてあげる”のは「大きなお世話」ではないでしょうか。ましてや、相手が自分の意に反した行動を取ったときに、相手のことを責めるのはもってのほかです。「一人相撲を取る」とはまさにこのことです。

パートナーに本音を伝えていますか?

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