藤井隆がNHK『わろてんか』の救世主!? 「面白くない芸人役なのに一番面白い」と称賛の声
放送初期に最高視聴率22.3%を記録したもののその後はは苦戦が伝えられる連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)。
葵わかなさんがヒロインをつとめ、松坂桃李さん、高橋一生さん、濱田岳さんら人気俳優が脇を固めるという豪華布陣なのだが、大阪が舞台なのに主要キャストに関西人がいないことや、そのわりにコテコテ過ぎる演出に違和感をおぼえる視聴者が多いようだ。
しかしそんな『わろてんか』に最近になって一人の救世主があらわれた。
それは藤井隆さん。“まったく面白くない芸人”、万丈目吉蔵役で10月30日放送回から登場したのだが、本職の芸人ならでは話術、アクションをもって主要キャストにからむことでドラマの流れをすっかり変えてしまったのだ。
【NHK人x物x録 #藤井隆 『わろてんか』】『わろてんか』の収録でNHK大阪放送局を訪れるようになり、『まんてん』でお世話になったスタッフの方々と再会しました。口に出すと陳腐……続きは
https://t.co/KV8moHn1Gb #NHK人物録 #わろてんか #朝ドラ— NHKアーカイブス (@nhk_archives) 2017年11月17日
『Twitter』では藤井さんを称賛する声があふれている。
「いまいち面白くなかった朝ドラが藤井隆さんがいるだけで楽しくなってきた」
「藤井隆さんは“おもしろくない芸人”設定なはずだけど、彼が出てくるシーン面白いんだよね。」
「わろてんか…藤井隆と奥さん役の人だけやん。安心して見てられるの。」
「わろてんかは“笑いが大事”と言いながら松坂桃李のやってる事が1mmも面白くないのが大変マズい。藤井隆が旦那役だったら色々と納得できそうなのだが。」
まったく面白くない芸人役が一番面白いとは皮肉な気もするが……
ともあれ『わろてんか』自体、吉本興業創業者、吉本せいの人生をモチーフにしたドラマだけにまさによしもと芸人の面目躍如と言える。
これからどんなストーリー展開があるのかわからないが、ぜひ藤井さんの生き生きとした演技が多く観られる内容にしていただきたいものだ。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/nhk_archives/status/931431882213933056 [リンク]
1984年生まれ。奈良市出身のシンガーソングライター、音楽・芸能評論家。加賀テツヤ(リンド&リンダース)の誘いで2005年にデビュー。音楽活動、タレント活動、執筆活動と多岐にわたる分野で活躍している。代表曲に「だってしょうがないじゃん」(2011年)。2016年からキャラクター、音楽制作を務める「うえほんまち ハイハイタウン」CMが放送開始。日本酒が好き。
ウェブサイト: http://chujyo-takanori.com
TwitterID: chujyo_takanori
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