IKEAがARを活用した商品カタログアプリ「IKEA Place」をリリース

スウェーデン発の家具量販店イケア(IKEA)は、2017年9月、AR(拡張現実)を活用した新たなスマホアプリ「IKEA Place(イケア・プレイス)」をリリースした。

小売業界にARを導入した先進的な事例として、話題となっている。

・ARにより部屋に家具を置いた様子をシミュレーション

「IKEA Place」は、2017年秋にアップルがリリースするオペレーションシステム「iOS 11」に対応。

ユーザーが部屋のスペースをスマートフォンで撮影したのち、ソファーやテーブルなど、このアプリに収録されている商品の中から気に入ったものを選ぶと、その商品を部屋に置いた様子がシミュレーションできる仕組み。

各商品は、部屋の寸法に合わせて98%の精度で自動的に大きさが調整され、精密なAR技術により、布の風合いを確認したり、光や影がどのように表れるのかもわかるという。

また、このアプリでシミュレーションした画像を家族や友人と共有したり、IKEAの公式オンラインショップで直接、商品を購入することも可能だ。

・リビングルーム向け大型家具を中心に2000点以上を収録

「IKEA Place」では、現在、ソファーやアームチェア、コーヒーテーブル、収納など、リビングルーム向け大型家具を中心に、2000点以上の商品を収録。

今後は、とりわけ新商品のリリースにおいて、主要なプロモーションチャネルと位置づけていく考えだ。

IKEA Place

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Techable

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