Remix OSのJideが個人向けの製品開発から撤退
PC 向け Android OS を一変させたカスタム ROM「Remix OS」を開発している Jide Technology 社が個人向け製品・サービスの提供を終了するなどの事業内容の大幅な変更を発表しました。Jide は 2017 年に創業した中国のソフトェア開発企業で、Android 上で Windows のマルチウィンドウやタスクバーを再現するなど PC 利用に特化した Android OS とそれを搭載する自社開発のタブレットや小型 PC を提供していました。当初、Jide は個人向けの製品開発を主に手がけていましたが、2015 年の Remix Mini の成功をきっかけに企業との取引が増え、今回の声明文では「既存のリソースを考慮した結果、我々は企業向けビジネスへの取り組みだけに集中させることに決めました。」と方針転換の理由を説明しています。その結果、Jide は Kickstarter でキャンペーンを実施している Remix IO / IO+ の開発プロジェクトや PC 用の Remix OS を始め、既存のすべての製品開発を中止します。Remix IO / IO+ の Kickstarter プロジェクトは中止となりますが、8 月 15 日より全ての支援者に対して返金が実施されています。声明文によると、年内にリリース予定だった Remix OS for Mobile はリリースされないと予想されます。Source : Jide
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