【Jリーグ】「ジーコおじさんの子ども電話相談」にドイツW杯戦士も登場! あの決定機の話にファンから「泣いた」という声多数

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ジーコ氏といえば、選手としてもサッカー・ブラジル代表として長く活躍した後に、日本でもJリーグ創成期に鹿島アントラーズでプレー。その後2002年には日本代表監督に就任して2006年のドイツワールドカップに導いた縁の深い存在。そんなジーコ氏が、Jリーグの夏休み特別企画として、「ジーコおじさんの子ども電話相談室」に出演。サッカー少年少女の質問に真剣にアドバイスしているだけでなく、思いがけない相手からの相談も受けています。

ジーコおじさんのこども電話相談【夏休み特別企画】 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wSjYiDBfOtw [リンク]

「なぜ日本でサッカーをしようと思ったんですか?」「足が遅いことが理由でレギュラーなれないのでどうすればいいですか?」「パスされたところからシュートしちゃうから、そこからドリブルしてシュートしたい」という子どもたちの質問に真剣かつにこやかにアドバイスするジーコ氏。

それだけでなく、ドイツW杯のメンバーで現在はJ2ロアッソ熊本でプレーを続けている巻誠一郎選手と、J1鹿島アントラーズでコーチをしている柳沢敦氏も電話相談。これにはジーコ氏も嬉しそうにしていました。

「せいいちろう君は、何年生ですか?」という司会からの問いに「プロ15年目です」という巻選手は「長く現役を続けられた秘訣、モチベーションと引退を決めた理由を聞きたい」と質問。それに対してジーコ氏は「ちょうど僕も巻の年齢の時くらいに現役引退を決断したんだけど、左ひざの怪我の影響が大きかった」と振り返り、「巻が考えなくてはいけないのは、10年前、20年前のようなスピードはもうないわけだし、筋力も当然落ちていく。それ以上に、経験というものを活かすべきだと思う」と周囲を使ったプレーやコミュニケーションの大切さをアドバイス。逆に「子どもは?」と訪ねて「3人います」という答える巻選手に「さすがフィニッシャーだね!」という冗談も。

次に登場した柳沢コーチ。「ジーコさんが選手を指導するうえで心がけている大切なことってありますか?」という質問。「プロになっても、基礎技術の大切さを忘れてはいけない。ヤナギにもよく言ったでしょ。基本を繰り返せって」とアドバイスするジーコ氏に、柳沢コーチはドイツW杯のクロアチア戦で外したシュートの話を。「自分自身もそれを肝に銘じながらプレーしてきたなかで、なんであそこで俺はアウトサイドを出してしまったのかと。それが自分の中で一番の後悔です」と語り、「この場を借りて、謝りたい気持ちがあります」という柳沢氏に対して、「いや、謝ることはなにもないよ。ああいうことは、サッカーには付き物だから。それよりも、ヤナギが素晴らしい選手に成長していくれて嬉しく思っているよ」といい、印象深かったこととして、「ワールドカップの前に怪我をして、果たして間に合うかどうかという状況だったけど、ヤナギは精神力でリカバリーして、間に合わせてくれたこと。こちらが感謝したいくらいだよ」と思い出話を咲かしていました。

このJリーグの企画には、「ーコさんの人柄が伝わる」「子どもの質問に丁寧に答えていて素晴らしい」とおおむね好評なほか柳沢コーチとのやりとりには「ジーコとヤナギの絆が深い」「泣きそうになった」というファンの声も多数寄せれれていました。

子どもだけでなく、つながりの深い選手・コーチを呼ぶというサプライズもあった「ジーコおじさんの子ども電話相談室」。今後についても「ドゥンガ(ブラジル代表・ジュビロ磐田でプレー)やオシム(元日本代表監督)も呼んでほしい」という声もあり、次なる企画にも期待したいところです。

ジーコおじさんの子ども電話相談室(Jリーグ.jp)
https://www.jleague.jp/special/talk/zico/ [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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