【今週公開のコワイ映画】2017/8/12号:『デス・レース2000年』『海底47m』、カリコレ2017『クロージング・ナイト』『ケージ・ダイブ』
今週公開の怖い映画をご紹介します。
まず、B級映画の帝王ロジャー・コーマン製作の、カルト的人気を誇る映画『デス・レース2000年』が製作40周年を記念してリバイバル上映! いかに人を轢き殺しポイントを稼ぐかという前代未聞のレースを、国家が主催しているという痛烈なストーリー。ジェイソン・ステイサム主演のリメイク版『デス・レース』もシリーズ化されていますが、ロジャー・コーマン自身によるリブート版『デス・レース2050年』も今年日本でブルーレイリリースされました。是非オリジナル版をスクリーンでお楽しみあれ!
続いて、人間がケージの中に入り海中のサメを鑑賞するシャークケージ・ダイビングを描いた『海底47m』が公開に。ケージを吊るしていたワイヤーが切れて、姉妹がサメだらけの海底へ……。「酸素はねぇ、サメはいる! すぐにあがったら潜水病! おらこんな海ぁイヤだ!」とばかりに決死の脱出を図ります。山に行けばよかった……。
実は今週もう一本シャークケージ・ダイビングの映画が公開されるんです。新宿シネマカリテの映画祭『カリコレ2017』で上映となる『ケージ・ダイブ』。こちらは海底から見つかったビデオカメラに、シャークケージ・ダイビングにトライした若者たちが体験した恐怖の映像が収められていたというファウンド・フッテージ(発見された映像)スリラー。同じ題材で違った描き方の2本、見比べるのも楽しいんじゃないでしょうか!
そして、『カリコレ2017』からもう一本。ナイトクラブのストリッパーたちが“謎の黒いドロドロ”に感染した客との壮絶なバトルを繰り広げる『クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場』。個性極めすぎのストリップショーも強烈、感染者のドロドロっぷりも強烈、人間の殺され方も強烈の、強烈づくし大ボリューム。なのに実はR15+なんですよ。「まだ18歳じゃないからドギツイ映画が観られない!」とお嘆きの若者に朗報! 夏休みの想い出にいかが?
それでは今週も行ってらっしゃい!
『デス・レース2000年』 8月12日公開
<ストーリー>
西暦2000年、アメリカは独裁国家となり、“アメリカ連邦”と呼ばれている。
国民から絶大な人気を誇る大陸横断レースが開催され、レーサーたちが死闘を繰り広げる。このレースは“デス・レース”と呼ばれ、走行中に人間を殺していく事でポイントを稼ぐという、正に死のレースだった。
上映館:新宿シネマカリテほか全国順次
リンク:映画公式サイト
『海底47m』 8月12日公開
<ストーリー>
メキシコでバカンス中の引っ込み思案な性格のリサ(マンディ・ムーア)と冒険好きなケイト(クレア・ホルト)姉妹は、仲良くなった現地の男友達から、海に沈めた観賞用の檻から野生のサメを見る“シャークケージダイビング”に誘われる。
「退屈な女」という理由で恋人にふられたばかりのリサを、サメの写真を送りつけて彼を見返してやれと、なかば強引に誘うケイト。翌日、二人はテイラー(マシュー・モディーン)の船に乗り、サメが漂う沖に出る。
スキューバ経験もある好奇心旺盛なケイトと、直前まで尻込みしていたリサを乗せ、檻はゆっくりと水深5mの海に降りていく。初めて間近で見るサメの迫力に興奮する二人だったが、悲劇は突然訪れる・・・。
上映館:シネマート新宿ほか全国
この映画の記事:灯りをつけたら……サメだらけ! シャークケージ・ダイビングを描くサメホラー『海底47m』本編映像
リンク:映画公式サイト
『カリコレ2017』
新作1,500円均一 旧昨1,000円均一
公式サイト:http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2017/
※各上映日は変更になる場合がございます。公式サイトにて最新情報をお確かめください。
『ケージ・ダイブ』 8/13~
今年のサメ映画はこれだ!檻に入って間近で巨大サメを楽しむシャーク・ケージ・ダイビングが一転、トラブルによって3人のアメリカ人大学生たちは海の中に取り残されてしまう。
『クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場』 8/15~
小さな田舎町でナイトクラブを経営するブルージーンは、人生をやり直すため慣れ親しんだ店を手放し、町を去ろうとしていた。そんな最終日の店内はいつにも増して来店者で溢れ返り、その中には、石油を掘り当て祝杯を挙げる4人の鉱夫たちがいた。ストリッパーらの華麗なショーで盛り上がりは最高潮に達し、最後の営業は大盛況のうちに幕を閉じるはずだった…。時を同じく、ステージ裏では異変が起きていた。新人ストリッパーが何者かに襲われ、鋭利な凶器で両胸を突かれ無残な姿で息絶えていたのだ。現場へ駆けつけたブルージーンは、犯人は真っ黒で油まみれだったとの目撃者の証言から、すぐさま鉱夫たちを疑うのだが…。
この映画の記事:【パイパイ タマタマ】ストリッパーは負けてらんないッ! お色気ホラーコメディ『クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場』
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