日本一高い納豆「鶴の子」は、納豆好きがたどり着く理想郷!

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日本一高い納豆「鶴の子」は、納豆好きがたどり着く理想郷! f:id:Meshi2_IB:20170411151324j:plain

こんにちは。お給料日の前日は、3パック 64円の納豆が食卓を彩ります。ネギやミョウガで薬味たっぷりにして食べたり、トーストに乗っけたり、パスタに混ぜたり……。いろんなアレンジがきいておいしく、何より驚きのあの安さ! とっても助かっています。

そんな、納豆の安さを褒めたたえる私の目に、常識を覆すようなキャッチコピーを目にしました。

「素材にこだわる日本一高い納豆」!

これ、「鶴の子」という納豆のことです。2パック540円、1パックには30gの大粒納豆が入っています。

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素材にこだわる!? 日本一高い!? 納豆にそんな世界があったのか……。3パック 64円とどれほどの差があるのだろうか……。2パック 540円ということは、単純計算で約12倍高い納豆……。

正直に言うと私は、安いから買っていた大豆だから何か健康に良いだろう程度で納豆に手を出していた、いわゆる意識低い系の納豆ファン

恐る恐る取り寄せだ!

その箱はひんやりと静かに到着した……

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「鶴の子」をお取り寄せしたのは、秋田県の「有限会社 ふく屋」の店舗「納豆専門店 二代目 福治郎」から。北海道産の鶴の子大豆を100%使用していて、通常の3倍もの時間をかけて発酵・熟成をしているそう。日本一高いといわれるだけあって、まさにキング・オブ・ナットウ!

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外箱の中には、パッケージングされた「鶴の子」、商品紹介のパンフレットのほかに、納豆の取扱説明書が入っていました。

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取扱説明書には、袋の開け方やおいしい食べ方、さらにはオススメの薬味まで掲載されていました。

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しかも薬味には、納豆と合わせて食べたときの効果まで! まだ「鶴の子」にたどり着いていないのに、あふれ出る納豆愛に触れた気がしました。

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納豆専門店だけあって、納豆の種類もたくさん。女性に大人気の健康志向な黒豆納豆や、ミシュラン三ツ星シェフ御用達の納豆まで取りそろえています。納豆に関する全方位からのニーズに対応していますね。

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テレビ番組でも多数紹介されているそうです。期待が高まります!

それでは、ようやくたどり着いた「鶴の子」を開封していきます!

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ビニールを開けると、おや? 強烈な納豆臭がたちこめるかと思いきや、鼻をグッと近づけないと匂わないほどほのかな納豆の香り。

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桂木(きょうぎ)というスギやヒノキを薄く削った専用パックに入っているので、通気性が良く、納豆特有の嫌な臭いを抑えてくれるそうです。

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取扱説明書を見ながら、そろ~りと開けていきます。薄い経木の中から、真ん丸な納豆が出てきました。

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粒ひとつひとつが大きい! 親指の爪くらいはあります。3パック 64円の納豆と比べると、その差は歴然。ツヤっとしていて、食べ応えがありそう。

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さっそく食べる準備をしていきましょう!

取扱説明書に導かれて、最初のひと口……

最初にオススメなのは、塩のみで味わってみること。なぜ知っているかって? 取扱説明書に書いてありますから! 初めてでも「鶴の子」を最高の状態で味わえるように、手取り足取り教えてくれます。

手順としては、

1.納豆を器に開ける

2.10~50回ほどかき混ぜ、糸を引かせる

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3.お好みで塩をひとつまみ 1~2分ほどそのままの状態で寝かせる

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しっかり寝かせて、いざ実食!

歯がしっかり貫通するタクっという食感とともに、ギュッと詰まった豆のうま味で口の中がいっぱいになりました。

これはおいしい!

納豆って、ネバネバの中にちょこちょこっと点在する豆をぼわっと食べるって感じだったのですが、これだけ豆が大きくてしっかりしていると、普通の納豆と食べ応えが全く違ってきます。

もちろん、ご飯にのせて食べました!

全体をグルグルかき混ぜても、やはり納豆の存在感が際立っていました。

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食べてみて気づいたんですが、糸がとっても切れやすいんです!

普通の納豆なら、いつまでも箸を空中でグルグルしないと糸が途切れないのですが、「鶴の子」は糸が白くてスッと美しい。水っぽくないので、糸がスパッと切れるんです。納豆を食べる時のストレスが少ないのはうれしい発見です。

コレは是非食べ比べ? 練り比べ? していただきたいっ!

最後の1品は、古屋さんオススメの……

お取り寄せする際に、「ふく屋」代表の古屋さんに「オススメの食べ方はありますか?」とうかがいました。

「まずは塩だけでお酒のアテに。アボカドとわさび醤油もイイですよ」とのお返事をいただきましたので、さっそく作ってみることに。

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アボカドをドカっと混ぜたら、滑らかさマシマシでおいしーい! 煮豆のような大きな粒の納豆がピッタリとマッチして、これで1品オカズが完成しちゃいました。

最後に比較用に準備した、3パック 64円の納豆を少しつまんでみました。全く違う食べ物に感じられます。

素材にこだわりぬくと、納豆特有の匂いも控えめで、糸の断ち切れも美しい、日本一高い納豆「鶴の子」が生まれるんですね。食べ応えもあるので、1パックでお腹いっぱいになります。

個人的納豆のお悩み

①ちょっと臭い

②いつまでも続くネバネバがイヤ

③満腹感がなくて3パック食べちゃう

これらを一気に帳消しする、納豆の理想郷に出会いました!

お店情報

納豆専門店 二代目 福治郎

住所:秋田県秋田市大町1-3-3

電話番号:018-863-2926

営業時間:10:00~18:00(日曜日・祝日は17:00まで)

定休日:第3日曜日

ウェブサイト:納豆専門店 二代目 福治郎

※この記事は2017年4月の情報です。

※金額はすべて消費税込です。(別途、送料がかかります。詳しくはウェブサイトでご確認ください)

書いた人:うちとみ運輸

うちとみ運輸

放送作家、構成作家が所属するエンタメ集団。お笑いライブ、テレビ制作、舞台演出、Web記事制作などを主に活動を行う謎の集団。現在、月刊誌や広報誌、WEBなど各媒体で執筆中。

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