重量わずか7kg!バックパックに収納できる電動バイク「Smacircle S1」

access_time create folderデジタル・IT

tech-170522-bike2折りたたみ自転車とはあくまでも収納性を考慮した製品である。

折りたたみ自転車を携帯できるかといえば、まず重さがネックになるだろう。10kgを超えたら、さすがに大人の男でも長時間の携帯はキツい。

だが、もしバックパックに入れてもかさばらず、しかも10kgを切るほどの軽い折りたたみ自転車がこの世にあったら?

そしてそれは「自転車」どころか、ペダルを漕ぐ必要のないオートバイだとしたら、間違いなく大きな話題を呼ぶ製品になるだろう。

携帯可能の電動バイク

tech-170522-bike3中国の企業が、「Smacircle S1」という乗り物をクラウドファンディングサービス「Indiegogo」に投入した。

これは折りたたみ式の電動バイク。自転車ではなく、オートバイである。にもかかわらず、その重量はわずか7kg。バックパックに収納できる点をアピールしている。

見た目はまるで室内で使うフィットネスバイクのようだが、最大100kgの搭乗者を乗せて時速20kmで走ることができる。モーター出力は240W、最大15度の登坂能力も備えている。

「バイクは折りたたんで持ち運ぶもの」。そんな近未来の常識を先取りしているかのような製品である。もちろん、スマートフォンと連携し走行データを画面に表示することもできる。

日本では走行不可能?

tech-170522-bike1Indiegogoのプロジェクトページでは、649ドル(約7万2000円)からの投資で製品が提供される。ただし、これは5月22日時点の情報であることに注意していただきたい。

日本への配送にも対応しており、しかも配送料を免除している。これは特筆すべき事実だが、我が国ではSmacircle S1の公道走行は難しいと判断するべきだろう。法律とSmacircle S1の性能諸元を照らし合わせると、この製品は「原動機付自転車」に該当する。

Smacircle S1の画像を見る限り、我が国の公道で走行するために必要な保安基準を満たしていない。もしこの製品を輸入したとしても、実際に乗り回せる場所は限定されてしまうというのが実情である。

Indiegogo

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 重量わずか7kg!バックパックに収納できる電動バイク「Smacircle S1」
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。