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この春OPENした「岡崎 カクキュー 八丁村」のメニューが斬新すぎる【八丁味噌のポテンシャル】

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名古屋めしには欠かせない八丁味噌。

大豆と塩、水だけで仕込む豆味噌(赤味噌)の一種だが、八丁味噌を名乗ることができるのは、岡崎市八帖町の旧東海道を挟んで向かい合う1560年創業の「カクキュー八丁味噌」と1337年創業の「まるや八丁味噌」の2社のみ。

いずれも創業当時から変わらない伝統製法にこだわり、予約不要の上、無料で工場見学もできるとあって、平日でも多くの観光客で賑わっている。

「岡崎 カクキュー 八丁村」とは

そんななか、今年3月19日に「カクキュー八丁味噌」の敷地内に八丁味噌を使った料理が楽しめるフードコート「岡崎 カクキュー 八丁村」がオープンした。

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八丁村といえば、岡崎市八帖町の旧名で、岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にあったことから名付けられた。

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「これまで飲食スペースは施設内にしかなかったのですが、より気軽に立ち寄っていただけます。料理は味噌煮込みや味噌かつ、味噌おでんなど従来のものではなく、当社直営店のほか、岡崎市内でも人気の飲食店2店の計3店が八丁味噌を使った今までにないメニューを提案させていただきます」(「カクキュー八丁味噌」企画室)

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席数は全74席。八丁味噌を仕込む味噌樽を眺めることができる席も用意。ちなみに味噌樽のなかには江戸時代から修繕しながら使っているものもあるという。

絶妙! 八丁味噌×カフェメシ

では、さっそく「岡崎 カクキュー 八丁村」内のお店を紹介しよう。

まずは、「カクキュー八丁味噌」の直営カフェ「Q to CAFE」。

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コーヒーや紅茶などのドリンクやパンケーキなどの軽食が楽しめる。

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こちらは、ピザソースの代わりに八丁味噌ベースのソースを使った「みそピザトースト」(580円)。コクのある八丁味噌はチーズやトマトとの相性は抜群。頬張るごとに八丁味噌の香りが鼻から抜ける。

いやぁ、八丁味噌はまさに万能調味料であることを実感した!

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「食文化の多様化で今、味噌離れがすすんでいるといわれています。とくに若い世代の方が顕著で、何とかそれを食い止めたいという思いでメニューを考えました。とくにオススメなのがコレです」と、店長の長尾加代子さん。

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長尾さんが出してくださったのは、「みそスープスムージー」(480円)と「つけパン」(120円)。

みそスープ、すなわち味噌汁だが、ジャガイモや玉ネギ、大豆、トマトのペーストのほか、さらに日替わりで地元の契約農家から直送される野菜が入る(この日はアスパラやブロッコリー、ニンジンなど)。

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「味噌は北海道産大豆を使用した、当社でも最高級のものを使っています。ダシもこだわり、鰹(かつお)節と昆布、椎茸をバランス良くブレンドした『おかべやの鰹だし』を使用しています」(長尾さん)

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では、いざ実食!

うん、うまいっ!

味は赤だしそのもの。思い出したのは母親が作ってくれた味噌汁だ。愛知県ならどこの家庭でもそうだと思うが、毎朝、わが家では味噌汁を昼や夜に飲む分も一度に作っていた。で、食べるたびに火を入れる。八丁味噌は麦味噌や米味噌と違って、煮込めば煮込むほどうまくなるのだ。

幼い頃は煮詰まった味噌汁が嫌いだった。アラフィフとなった今、無性に食べたいと思っていたのだが、まさかこんなところで食べられるとは感無量だ!

お店情報

Q to CAFE

住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69

電話番号:0564-21-1355

営業時間:10:00~16:00(LO 17:00)

定休日:不定休

抜群! 八丁味噌×鉄板やきカレー

次は「元祖鉄板やきカレー by さん太」。

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店名の通り、ここは「鉄板やきカレー」なるカレーが看板メニュー。

ん? カレーと八丁味噌にどんな関係が?

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「カレーに八丁味噌をくわえると、コクが増すんです。熱々の鉄板に盛り付けると、何日も熟成されたような味わいになるのも特徴です。ご飯と別々に提供されますから、ルーをご飯にかけてカレーライス風にしたり、ご飯をルーに浸してスープカレー風にしたり、ルーにご飯を投入してリゾット風にしたり、さまざまな食べ方をお楽しみいただけます」と、店主の神谷知秀さん。

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こちらのお店「鉄板やきカレー」では、ノーマルな「元祖鉄板やきカレー」(920円)やハンバーグをのせた「国産牛ハンバーグやきカレー」(1,480円)など全10種類。

なかでもオススメは「岡崎おうはん親子やきカレー」(1,340円、写真上)だ。

「岡崎おうはん」とは岡崎産の地鶏。脂が少なく、肉質がしっかりしているのが特徴で、「岡崎おうはん親子やきカレー」には遠赤グリルで焼き上げたササミと「岡崎おうはん」の卵を使った目玉焼きがのる。

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では、いざ実食!

おおっ、神谷さんのおっしゃるとおり、じっくり寝かせたような深いコクが印象的。何よりも鉄板で出されるので、最後まで熱々が楽しめるのが◎。

「岡崎おうはん」のササミも目玉焼きも味がしっかりしていて、カレールーとベストマッチ。ご飯の大盛は無料なのもウレシイ。

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「岡崎おうはん」を使ったサイドメニューもあり、こちらはムネ肉を使った「岡崎おうはんのローストチキン 八丁味噌ソース」(880円)。

ムネ肉とは思えないほど濃厚な味わい。八丁味噌ベースのソースが肉のうま味を引き立てる。お酒にもご飯にも合いそうな一品だ。

お店情報

元祖鉄板やきカレー by さん太

住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69

電話番号:0564-21-1355

営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00(LO 21:00)

定休日:月曜日

妙味! 八丁味噌×ラーメン

最後は「Kibun.de..SACHIO(キブン.デ..サチオ)」。

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実はここ、岡崎市内でも超人気のラーメン店なのだが、お店を閉めてここへ移転してきた。オーナーの気合いの入り方がうかがえる。

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「スープから具材にいたるまで岡崎産の食材にとことんこだわっています。まずは食べてみてください」と、オーナーの太田幸男さん。

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まず、用意していただいたのは「岡崎shioおうはん」(850円)。

そう、先ほどの「元祖鉄板やきカレー」でも紹介した、「岡崎おうはん」でとったスープがベースの塩ラーメンだ。また、丼の中央に盛られたネギも地元産の「法性寺ネギ」を使っている。

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麺はシコシコとした食感の細麺。澄みきったスープとめちゃくちゃ合う!

チャーシューや煮卵も実に丁寧に作られていて、あっという間に完食してしまった。

太田さんのイチオシは「家康ラーメン赤鬼」(950円)。太田さんいわく「“ド八丁味噌ラーメン”です。食べてみればわかりますから」とのこと。

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八丁味噌を使ったラーメンは愛知県内でもたまに見かけるが、正直言って満足したためしがない。八丁味噌とうたってはいるものの、味噌感が足りないのだ。それはきっと八丁味噌以外の味噌をブレンドしているからだろう。味噌汁もそうだが、八丁味噌だけを使うと、渋みや苦みが出てしまうので、白味噌をブレンドした方が食べやすいから、ついそうなってしまうのだ。

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まずはスープをひと口。

おおっ、ハンパない味噌感! まるで味噌煮込みうどんを食べているような感覚だが、鶏のダシがしっかりきいている。

和風ダシもほのかに香り、味のバランスがハンパなくよい。超濃厚なスープに負けない中太角麺もうまい!

「“ド八丁味噌ラーメン”ですから、八丁味噌以外の味噌は使っていません。ガッツリと岡崎の味を楽しんでいただきたいと思っています」(太田さん)

やはり、八丁味噌オンリーだった!

八丁味噌を食べ慣れているわれわれ愛知県民にとってはたまらない味だろう。これが岡崎のご当地麺として知られる日は必ず来ると確信した!

お店情報

Kibun.de..SACHIO(キブン.デ..サチオ)

住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69

電話番号:0564-21-1355

営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00(LO 21:00)

定休日:木曜日

※この記事は2017年3月の情報です。

※金額はすべて税込みです。

書いた人:永谷正樹

永谷正樹

名古屋を拠点に活動するフードライター兼フォトグラファー。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌などに写真と記事を提供。最近は「きしめん」の魅力にハマり、ほぼ毎日食べ歩いている。

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