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2月12日恵比寿リキッドルームにて開催! 『秋葉原三丁目』ってなに?

秋葉原三丁目~Kids Are United~2月12日@恵比寿リキッドルーム

秋葉原。いまや新しいカルチャーの発信地であるこの街からうまれたクラブイベントがある。『秋葉原三丁目』だ。本拠地としているクラブMOGRAでは、入場制限がかかるほどの人気のイベントで、その盛り上がりはいまでは秋葉原を飛び出して、渋谷や京都にまで進出し話題を振りまいている。そしてついに今回、2/12(日)に恵比寿リキッドルームで開催されるという。

そんな、いま一番注目度の高いイベントのオーガナイザーであるDJ急行氏に話を聞いてみた。

-『秋葉原三丁目』というイベントが生まれたいきさつを教えてください。

DJ急行(以下、急行):2009年秋葉原にMOGRAというクラブができまして、そこが凄い盛り上がってるぞと、DJ仲間やネット界隈の情報の早い人たちの間で話題になっていて、これは一度チェックしておいた方がいいかなと、いま一緒にイベントの企画・運営をやっている、セーラーチェンソーと観に行ったんですよ。そしたら「これはヤバい!」と衝撃をうけまして。

-衝撃ですか?

急行:いままで僕が行っていたクラブとは違うムーブメントやパッションがそこにはあって、もの凄い熱を感じたんですよ。その熱にやられてしまって、これはなにかやりたい! やらなきゃという衝動にかられて、でもその頃ぼくは“DJ急行”と名乗りながら、ほとんどDJはやらずにトークイベントばかりやってたんですよ。

-“MR.LPO”ですね!

急行:そうですね(笑)。ミスター・プラスワンなんて言いながら、ロフトでトークイベントばかりやってたんですけど。でもMOGRAに行ってみたら、昔音楽をやってた頃の熱さを思い出して、口では言い表せない何かを感じたんです。自分たちもこの場所でなにかやりたいねとセーラーチェンソーと話して「これは一丁やりますか!」と2010年6月に『秋葉原三丁目』を始めたんですよ。

-『秋葉原三丁目』っていう名前が印象的ですね。

急行:その時に、イベントの名前を色々決めてきたんですけど、まあMOGRAに実際行ってみるまでは、秋葉原のクラブが成功するなんて思わないわけですよ。想像がつかなかったというか、今までライブハウスやクラブといったら渋谷・新宿・六本木とかがメインで、秋葉原で音楽ってのが想像できなかった。でも実際行ってみたらすでに新しいものが生まれてたわけですよ。これはとんでもない事になるなと思って、変に名前を凝るよりも、MOGRAのある住所をイベント名にしようと思ってつけたのが『秋葉原三丁目』なんですよ。

以前から、地域に根ざしたイベントをやりたいなという思いもありましたし、ぼくはお笑いが好きで“心斎橋2丁目劇場”とか“銀座7丁目劇場”とか、そういうのに憧れがあって地名を名前にいれたというのはありますね。

―MOGRAで熱を感じたとのことですが、今までの既存のクラブとの違いってなんですか?

急行:行っただけでは終わらない感じですかね。今でこそ色んなクラブで見られるようになったけど、『iPhone』を持って『Twitter』を見ながら踊るとか、それ自体はもしかしたらDJとかに失礼なのかもしれないけども、その時ハッシュタグを追いかけて今かかってる曲はこれだとか、その場でクラブ全体の情報を入れられるとか、そこに可能性を感じたんですよね。イベント終了後も知らなかった人同士が『Twitter』でつながって、イベントが終わってからもその話題で盛り上がって、次回のイベントでは仲良くなって一緒に行くみたいな。“共有感”を今までにない形でみせているなと感じたわけですよ。そういうのをソーシャルメディアをうまく使って新しい広がりを作り上げてたんですよね。

-いまや本拠地であるMOGRAを飛び出して、いろんな場所に出張して『秋葉原三丁目』を開催していますね。

急行:2000年代くらいの若い世代の人たちの音楽との向き合い方が、『USTREAM』で満足しちゃうとか、音楽をダウンロードして終わっちゃうとか、パソコンやモニターの前で完結しちゃう話が多かったので、最近はそういうものなのかなーと思ったりもしていたんだけど、実はMOGRAに行ったらそうではないぞと。熱を感じたわけです。もちろん耳の早い人たちは、 知る人ぞ知るって状態で楽しんでる人たちはいたんだけど、ここに留まっているだけじゃもったいないなと、だったらもっとこれは大きくすればいいんじゃないかというのがあって、他の場所でもイベントをするようになっていきました。渋谷asiaであったり、京都メトロでコラボイベントを開催させていただいて、おかげさまで両方とも超満員だったんですよ。そういう活動を経て、今回恵比寿リッキドルームに至ったわけです。

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