ジョブズを聖人化する世論に反論!! ジョブズの悪評まとめ
今回はカナコギさんのブログ『着ぐるみ追い剥ぎペンギン』からご寄稿いただきました。
ジョブズを聖人化する世論に反論!! ジョブズの悪評まとめ
ジョブズが亡くなって早いもので4か月。世には未だ“ジョブズ本”があふれています。信者としてはうれしいのですが、1つ気になることが。
ジョブズが人格者として祭り上げられているのです。いやちょっとまてと。奴は人格者ではないだろうと。
そこで反論として、ジョブズの悪評まとめです。
アップル共同設立者のウォズを騙す
若い頃、ジョブスはアタリ社に勤めていました。
ある日、ある製品の課題をクリアできたら特別報酬として5000ドル渡すと、ボスから注文を受けました。
そこで、後に2人でAppleを立ち上げることになる親友であり天才のウォズに相談しました。
「かくかくしかじかで、この課題をクリアしたら700ドルもらえることになったから手伝ってくれ」
ウォズは天才です。あっ、と言う間に課題をクリアする製品を作りました。
ジョブズは報酬の700ドルの半額の350ドルをウォズにあげました。そして、ジョブズの財布には、4650ドル残っていました。めでたしめでたし。
※ちなみに、ウォズは課題をクリアした製品を2回作ったそうです。
1回目の製品は超絶技巧のオンパレードだったので、アタリ社のエンジニアが「課題はクリアできてるけど、これと同じ技術で量産できない!」と言ったので、再度手を抜いたバージョンを作り直して納品したそうです。でも報酬は350ドル。
実娘に対する歪んだ愛情
まだ、Appleができた頃、ジョブズは付き合っていた女性から娘ができたと告げられました。DNA鑑定も受けて、結果94%の確率で父親と判断されました。
でも、ジョブズは認知しません。
その後、娘はリサと名付けられました。
認知はしないけど娘が愛しいジョブズ。
愛情がよく分からない方角に向い、Appleの新製品の名前がリサになりました。
その頃、母子は生活保護を受けていました。
でも、ジョブズは認知しませんでした。
※数年後、和解してジョブズはリサとも一緒に暮らしています。
ブラック会社Apple
Appleの仕事は過酷です。
ジョブズがスピードと品質とその他諸々の、全てのクオリティを求めるからです。
ある社員が1週間徹夜で仕事をしていました。
彼はさすがに疲れてきて、ついにウトウトしてしまいました。
そこにジョブズ登場です。
ジョブズは疲れきっていた社員に言いました。
「君には期待していたのにガッカリだよ。」
社員は発狂しました。
また、ジョブズは怒ると社員の目の前で、本人の恋人、妻を罵倒するということも多かったそうです。
言葉の限界
1970、80年代。インターネットがなかった時代ですので、雑誌などでしか情報が得ることができませんでした。
そこで、日本のAppleファンはワクワクしながらAppleについての雑誌を読んでいたそうです。
ただ、どの雑誌も一様に「Appleは素晴らしい。がしかし、ジョブズ。テメーはクソだ」と書いてあったそうです。
その噂はさすがに誇張しすぎだろうと、夢に見たAppleに入社した男性がいました。その後、彼が体験談をブログで書かれておりましたが感想は、
「彼の性格は、本に書いてあった以上だった……」
ラッパーも真っ青のディスりっぷり
ある時、部品の納入が遅れそうになりました。Appleにて供給会社と会議が行われていたところ、いきなりジョブズ登場。
供給会社の幹部たちに
「Fucking Dickless Assholes(役立たずのタマなしのくそったれ)」
と言ったそうです。
その後、供給会社は何とか納品したそうです。
ただ、あまりにもジョブズの罵倒っぷりが凄かったので、記念(?)に供給会社の幹部達は「Fucking Dickless Assholes」の頭文字を取って、チームFDAと書かれたジャンパーを作ったそうです。
しかし、スタンフォード大学でのスピーチのように、素晴らしい考えの持ち主だったことは明らかです。
ジョブズは言いました。
「皆の時間は限られているから、誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない」
すばらしい言葉ですね。
ちなみに、社員には
「おまえら俺のために働け」
とも言ってます。
ジョブズの有名なエピソードで、ペプシからスカリーを引き抜く話があります。
この時の台詞が、ジョブズの亡くなる以前は
「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかみたいか」
と攻撃的な台詞でした。
それが亡くなった後の本で
「あなたは、いつまで砂糖水を売るつもりですか? 一緒に世界を変えてみませんか?」
のように紳士的な言い回しで書かれており、ついカッとなって書いてみました。
でもまぁ、こんな悪評も含めてリスペクト ジョブズですよ。
執筆: この記事はカナコギさんのブログ『着ぐるみ追い剥ぎペンギン』からご寄稿いただきました。
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