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『東京カワイイ★TV』にも登場! コルセット専門店『abilletage』デザイナーbambiさん「浴衣を着る感覚でコルセットを」

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2011年12月17日にNHK総合でオンエアされた『東京カワイイ★TV』で、ファッションブロガーのラ・カルミナさんが一風変わったお店に訪問した。
JR新宿駅南口から徒歩5分、明治通り沿いの一見変哲もない雑居ビルの3Fにある、コルセット専門店『abilletage』(アビエタージュ)では、19世紀イギリスを彷彿(ほうふつ)とさせるようなインテリアのなか、コルセットを中心としたラインナップを展開している。
『東京カワイイ★TV』ではカルミナさんがコルセットを試着。ガスマスクを装着している女の子がインタビューに答えるなど、かなりインパクトの強い内容で、番組終了後は「このお店は何?」という問い合わせが相次いだとか……。

『abilletage』のオーナー兼デザイナーのbambi(バンビ)さんは文化服装学院を卒業し、2005年にコルセットを中心にしたブランド『Succubus』を発足。その後イギリスに渡り本場の空気を学んだ後、2009年に現在のブランドを立ち上げ、2011年7月に実店舗をオープンした。
店舗では積極的にイベントを企画し、2012年1月29日には店舗内で撮影した球体関節人形アニメーション映画『鏡を通り抜け、そこで少女が見たものは』の映像インスタレーション・上映会に合わせて、人形作家の清水真理さんと船本恵太監督のトークショーを開催した。

コルセット専門店に留まらない、東京カルチャーの発信地になりつつある『abilletage』。数々の仕掛け人でもあるbambiさんに、コルセットの魅力やイベントを開催する意図、ブランドの今後の展望についてお話をおうかがいした。

――まずは、bambiさんがコルセットの魅力に気づいたきっかけを教えて下さい。

bambi:子どもの頃からお城にあこがれがあったんです。幼稚園だと、劇でお姫さまになれるじゃないですか、舞踏会みたいな(笑)。それが子ども心には“大人の世界”に見えたんですね。それをずっとどこかで持ち続けてヨーロッパのアンティークなもの、特にコルセットに興味を持ちました。あと個人的には、コルセットって変身ベルトみたいだな、って(笑)。背筋が伸びてびしっとするし、着けると気分が盛り上がりますね。ここぞ、という勝負の時にはコルセットですね!

――学生の頃からコルセットの製作をしていたのですか?

bambi:そうですね。ただ、当時は日本でコルセットを作るところはほとんどなくて、資材もないからヨーロッパから輸入するしかなかったですね。学生だとお金もないので、輸入できる数も限られていたのですが、そんな中でもコルセットや大人っぽいランジェリーを作ってみたくて、いろいろなところを当たってやっていました。

――『abilletage』のコルセットの魅力や特徴を教えて下さい。

bambi:どうしてもコルセットにはフェティッシュなイメージがあって、そこにひかれる方がいらっしゃる一方で、敬遠してしまう方もいらっしゃると思うんですけれど、『abilletage』のラインは“カワイイ”・“オシャレ”と女の子に感じてもらえるような服を目指しています。日本人の体系に合わせたサイズを展開していますので、もっと気軽に着てもらいたいですね。あと、海外ではクラブやパーティーにおしゃれをして行く文化がありますが、日本でも、ちょっと非日常を味わえるような場がもっとあっていいと思うんです。そういうシーンにコルセットは最適で、しかも意外と取り入れやすいということを、多くの方に知ってもらいたいです。

――『Succubus』の頃に、安室奈美恵さんがファッション誌で着用して話題になったこともあり、特にゴシック・ロリータを愛好する女の子への認知度は高まっているように思います。

bambi:アーティストで、アイコンになって下さる方がいらっしゃるのはうれしい限りですね。最近はファッションアイテムとして観てくれる方も増えました。

――過去に数百名規模のイベントも開催されていますが、どういうコンセプトだったのでしょうか。

bambi:普段からコルセットを着る、というのは敷居が高いので、着ていく場を提供したかったんですよね。それで企画したのが『Salon de Succubus』や『abilletage night salon』です。ファッションショーを軸に、日頃から私のブランドの服を愛用して頂いているダンサーやミュージシャンの方々に集まってもらって、その上で私のブランドを含めた数店がブースを出す、といったお祭りですね。実際に多くの人にコルセットを見てもらって、試着してもらえたりして、「あ、意外とカワイイ」と感じてもらえて、次のイベントでは実際に着て来られる方もいらっしゃいました。

――2011年に実店舗をオープンさせた理由は?

bambi:2009年から通販サイトをやっていて、インターネットでは情報は広がるけれども、「コルセットに合うスカートは何?」とか「どういうメイクをしたらいいの?」とか「一点で映えるアクセサリーも!」といったお客様の声に対して、直接相談できる場所が欲しくなったのですね。年に1回はイギリスに買い付けに行っているのですが、素敵なアクセサリーもたくさんあるので、そういったアイテムを紹介しつつ、コルセットを軸にして着こなしを提案できるようなお店を作りました。

――店舗でのイベントも積極的に開催されていますね。

bambi:お店にカフェを併設しているので、女性だけではなく男性も集まってくれるようになって。お客様同士で仲良くなっていくような10人から20人くらいのパーティーができたら楽しいな、と思って、パジャマパーティーやハロウィン、それからワークショップなども開催しています。私自身お話をするのが好きですし、単純に楽しいですね(笑)。

――そういう情報は、皆様どちらでお知りになるのですか?

bambi:オフィシャルブログや私のtwitterを観ていらっしゃる方が多いですね。ブログではこれまで開催されたイベントの様子もアップしているので、ぜひご覧頂きたいです。

――今後の展開は?

bambi:私自身は店舗も回しつつ、新作のデザインをするというバランスをしっかりするというのが目標ですね。あとは年内に大きな会場でのイベントをやりたいと考えていて、企画を練っているところです。

――最後に、まだコルセットに触れてない方へのメッセージをお願いします。

bambi:『abilletage』のコルセットは、少女っぽい子がちょっと背伸びして大人になるためのアイテムでありたいと思っています。浴衣を着る時に気分が盛り上がるじゃないですか? 同じようにコルセットを着て欲しいですね。コーディネートも、想像しているよりも合わせやすいので、ぜひお時間がある時にお店に遊びに来てください!

NHK「東京カワイイTV」取材の模様
http://blog.shop.abilletage.com/?day=20111221

『abilletage』(アビエタージュ)Webサイト
http://www.abilletage.com/

『abilletage』オフィシャルブログ
http://blog.shop.abilletage.com/

bambi(バンビ)さん(オーナー兼デザイナー)twitter
https://twitter.com/abilletagebambi

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ふじいりょう」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体に記事を提供している。

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