“あのころ”を思い出すドット絵RPG『Shadows of Adam』レトロ風ながら洗練された新作が2月24日に発売

access_time create folderゲーム

インディゲームデベロッパーの「Something Classic Games」は、JRPG風のドット絵が光る『Shadows of Adam』を2月24日に配信することを発表した。公式サイト上では14.99ドル(約1700円)で予約が開始されており、SteamなどのPCゲーム配信プラットフォームでも販売される予定とのこと。

ss_9b9f7a6aef75fbbeced553e9f2126a86b5bff6ab.1920x1080
『Shadows of Adam』公式サイト

 
このゲームは、公式ページにて「古典的なJRPGファンの夢」と紹介されており、レトロ風ながらも現代的に洗練された16ビットのドット絵グラフィックが非常に鮮烈な作品。プレイ時間としては10時間~12時間が見込まれているとのこと。さまざまなスキルを持つ4人のパーティで冒険を行う内容となっている。

ss_8d266270710940e53df1adf601839e1389d55c42.1920x1080
 
ss_6ecda0724240332ce4a96b47bc601ca82b0599a4.1920x1080

物語は、「ミスティウッズ」の霧によって外から隔絶され、戦争の時代から平和となっていたアダムの村から始まる。戦争の元となった暗黒の力は一度は消えたものの、いま再び暗黒が訪れようとしていた。

しかし、アダムの村の英雄「オラジオ」は、10年前から消息を絶っていた。オラジオの息子と、養子となった娘は、アダムと彼らの父親を救うことを望むならば、オラジオが残した秘密を明らかにする必要がある。しかし、それは世界を揺るがす内容でもあった……。

ss_88fbaa65085e8f0b4b6ad27f8dfc1f7a846b25b1.1920x1080
 
ss_bc01bcddc306eedddf3f875d6c6921934997f749.1920x1080
 
シンボルエンカウント形式で突入する本作の戦闘画面は『エストポリス伝記2』『大貝獣物語』のように、パーティメンバーの後ろから敵を見据えるようなカメラワークになっており、行動によってドット絵で描かれた豊かなキャラクターの動きやエフェクトが発生するようになっている。

具体的なバトルシステムとしてはAP管理システムが特徴。APはターン毎に、または敵を倒した時に回復され、これはスキルの積極的な使用や高速戦闘を推奨するものであるとのこと。

ss_a2049781b36aa403e3e6215612f1bc1a4fe9339d.1920x1080
 
ss_9815e85f749e671fd83bcd8213c5d51511f12c52.1920x1080
 
本作は2013年から開発が開始されており、約4年間の開発期間の末に今回リリースとなる。Kickstarterのプロジェクトでは22,913ドル(約260万円)の支援を得ている作品でもある。物語要素に重点を置いているとのことだが、対応言語は現状英語のみとのことで、実際にどれだけの比重が置かれているかは気になるところ。

公式ページの「あなたが突然、ファイナルファンタジー6を遊びたい衝動に駆られても大丈夫!このゲームはどこでもセーブができます!」という、過去の名作JRPGへの言及を含めた作品紹介文もユーモラス。海外の反応では「ネオ・レトロRPG」という評価もなされており、チェックしておきたい作品だ。

ss_be4125395b89151bee57e8d72c135b79143dae32.1920x1080
 
[作品情報]
タイトル:『Shadows of Adam』
開発元:Something Classic Games
価格:14.99ドル予定
対応OS:Windows/mac/linux
配信予定ページ:

関連記事:

『Stardew Valley』開発元が日本語版ローカライズ状況に言及
『Stardew Valley』日本語を含むローカライズ版のβ配信が開始
『Pixel Princess Blitz』約1200万円の支援金額でKickstarter完遂 可愛らしいドット絵のローグライク・アクションRPG

  1. HOME
  2. ゲーム
  3. “あのころ”を思い出すドット絵RPG『Shadows of Adam』レトロ風ながら洗練された新作が2月24日に発売
access_time create folderゲーム
もぐらゲームス

もぐらゲームス

もぐらゲームスは、ゲームプレイヤーとゲームクリエイターのためのWEBサイトです。 フリーゲーム、インディゲーム、アナログゲームを中心に、個人クリエイターや小規模なクリエイター集団が制作したゲームの紹介や、インタビューを行っています。

ウェブサイト: http://www.moguragames.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。