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通勤風景さえ違って見える?電池要らずのApple専用ノイズキャンセリングイヤホン

通勤風景さえ違って見える?電池要らずのApple専用ノイズキャンセリングイヤホン

首都圏に暮らすサラリーマンにとって、通勤時間は人生の1割を過ごす大切な場所である。
結婚して子どもが生まれれば、それは唯一1人になれるとても貴重な時間にもなる。

しかし、電車での通勤空間はせっかくのプライベートタイムを妨害するものにあふれている。
朝の混雑、夜の騒音、予期せぬ遅延。お気に入りのカーコンポで好きな音楽に囲まれながら、悠々と車で通勤する地方のサラリーマンが羨ましくなる。
せめて地下鉄の騒音からだけでも逃れられればと思いボリュームを上げると、周囲からの冷たい視線にさらされるだけ。
だから、ノイズキャンセリングのヘッドホンは、ちょっとした憧れだった。
Boseの『QuietComfort』なんて最高だ。いかにも高品質そうな金属の質感と外を遮断する分厚いイヤークッション。このヘッドホンを付けて目を閉じているイケメン外国人の広告写真を見ると、別世界にいるのだろうと想像してしまう。
とはいえ、ヘッドホン本体に加えて、電池ボックスまでついている重装備は、通勤カバンに入るものではない。ITベンチャーのギークなプログラマーならともかく、普通のサラリーマンがヘッドホンをぶら下げた通勤カバンを持って歩けない。そもそも少ない小遣いでは断線が怖すぎて、高額な精密機械を通勤電車の中で使う気にはとてもなれない。
そう思っていた矢先に見つけたのが『Blackbox-i10』!

※すべての画像をごらんになりたい方はhttp://getnews.jp/archives/160961をごらんください。

カナル型イヤホンで大きさが普通のイヤホンサイズであるばかりでなく、なんと、ノイズキャンセリング方式につきものの電池ボックスがない!
それもそのはず、『iPhone(iPod、iPad)』専用設計なので、Dock接続することで、電源も音もいっしょに供給されるという優れもの。
つまり普通のイヤホンとほぼ同じコンパクトさで持ち歩けるのだ。

価格は1万円程度。カナル型イヤホンとして見ると高級品に入る。しかし、ノイズキャンセリングイヤホン、それもデジタルタイプとしては他メーカーより断然安い。それに電池ボックスがないとくれば、これはお買い得かもしれない。

通勤風景さえ違って見える?電池要らずのApple専用ノイズキャンセリングイヤホン

届いたパッケージはコンパクト。中には持ち運ぶキャリングケースと替えの3種類の大きさのイヤピース、そして説明書が入っているシンプルな構成。
本体だけを見ると、高級感がややあるもののカナル型イヤホンとなんら違いはなく、実にコンパクトである。
説明書は英語だが、使用方法がわかっているイヤホンなので読む必要はあまりないだろう。

通勤風景さえ違って見える?電池要らずのApple専用ノイズキャンセリングイヤホン

使い方は簡単で、『iPhone』の底面にあるDockコネクターに挿し込むだけ。特にアプリなどを使う必要もなく、標準のiPodアプリであとはいつもどおりお気に入りの曲を鳴らせばよい。

コンパクトさにひかれて入手したものの、気になるのは音質とノイズの消し具合。
なにせ、以前に某国産メーカー製のノイズキャンセリングイヤホンで痛い目をみた過去があるのだ。
そのときもほぼ衝動買いだった。今のように『iPod』などが流行る前なので、電池ボックスは外付けだったが、それでも単4電池1本でまあ我慢できる程度だった。価格も同じように1万円程度。
しかし、音がひどかった。
ノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンの原理は、外の騒音をマイクで拾ってアンプに送り、アンプでその波形の逆の信号を出力して音楽に加えて出力し、騒音を打ち消すというもの。
当時はアナログ回路低音部の騒音がわずかしか低減できず、アナウンスは聴こえないが地下鉄の騒音はそこまで変わらないレベル。おまけに無音部分でシャーっというFMラジオのようなホワイトノイズが聴こえてあまり使い物にならなかった。
イヤホン自身の音も低音が聞こえず、結局1か月もしないうちに普通のイヤホンに戻してしまった。聴きたいのは落ち着いた低音。それがこの状態では話にならない。

今回の『Blackbox-i10』は、名前にやや怪しげな響きがあるが、サイトでチェックすると、なかなか期待が持てた。
まず飛行機のノイズキャンセリングイヤホンのシェアがトップのPHITEK社のシステムを使っていること。そんな高級品が貸与されるビジネスクラスに乗ったことがないから試してはいないが、世界のVIPがこの技術を使っているのだから期待も高まる。特に低音部が重点的にカットされるセッティングになっているらしい。
そして、それまでの同種製品が胸のリモコン部分にマイクを仕込んで音を拾っていたのに対し、『Blackbox-i10』はイヤーピースの部分にマイクを仕込んで場所による音の差をなくしているという。

通勤風景さえ違って見える?電池要らずのApple専用ノイズキャンセリングイヤホン

マイクを仕込んでいるので形状は普通のカナル型イヤホンより若干大きい。標準サイズのイヤホンと比べてみると横の張り出しが大きいことがわかる。
なんとも形容しがたい独特な形をしているが、耳にはめると耳の穴だけではなく、その周りも上手い具合にふさぎ、音漏れとマイクの分の重量感を押さえてくれるようだ。
フィット感は普通のカナル型イヤホンよりも気持ちがいい。

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