盛山法務副大臣がなんばグランド花月に出演! サムい「Choo Choo TRAIN」ネタで芸人に転向か!?

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タイトルではふざけてしまったが、もちろん芸人転向ではない。

12月12日、犯罪者の再犯防止事業への理解を呼びかける「再犯防止キャラバン」の一環で盛山正仁(もりやま まさひと)法務副大臣が大阪市中央区のなんばグランド花月に出演した。

なんばグランド花月と言えば吉本興業の聖地とも言える劇場。

副大臣が登場したのは昼公演第2回のオープニングアクト『よしもと爆笑族』のコーナーだった。

ちゃらんぽらん冨好さんをはじめとする吉本芸人たちに迎えられた盛山副大臣は法務省保護局『ホゴちゃん』、社会を明るくする運動大阪府推進委員会『アカルイーネ』、和歌山刑務所『わかP』という3体のマスコットキャラクターを引き連れて『Choo Choo TRAIN』を踊りながら登場。

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お笑いファンにとっては“だいぶキツイ”感じも否めないが、ともあれ冨好さんらと盛山副大臣が、一問一答しながら再犯防止について観客にレクチャー。

「日本で起こる犯罪のうち半分は再犯。(中略)初犯の人がうまく立ち直ってくれれば犯罪は減っていく。2回3回と犯罪を犯した人でも、心を入れ替えて皆さんと一緒に仕事をしていけば犯罪が減ります。」

「お金をかせぐための仕事と住むところ、この2つが必要。何とか仕事を見つけて、住むところを手当てして皆さんで受け入れていただきたい。」

「『あの人、刑務所から出てきたらしいで』と噂するのではなく『あの人、刑務所から出てきたけどよう頑張ってるわ』と声を掛けてもらうと、だいぶ変わると思う。」

と犯罪者の社会復帰への理解を求めた。

確かに日本社会は古来からのムラ社会の観念が抜けきらず”異質”な者へのアレルギーが著しい。

一生十字架を背負わせるのなら初めから終身刑か死刑にすればいい。

故意の殺人など凶悪事件は別にしても、多少の過ちを犯した者に更生の機会を与える寛容さは、より良い社会を創るためにも忘れてはならない要素ではないだろうか。

※画像は『吉本興業』オフィシャルサイトから引用しました

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中将タカノリ

1984年生まれ。奈良市出身のシンガーソングライター、音楽・芸能評論家。加賀テツヤ(リンド&リンダース)の誘いで2005年にデビュー。音楽活動、タレント活動、執筆活動と多岐にわたる分野で活躍している。代表曲に「だってしょうがないじゃん」(2011年)。2016年からキャラクター、音楽制作を務める「うえほんまち ハイハイタウン」CMが放送開始。日本酒が好き。

ウェブサイト: http://chujyo-takanori.com

TwitterID: chujyo_takanori

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