Huawei,リチウムイオンバッテリーの寿命を2倍に延長する耐熱技術を開発

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Huawei は 12 月 1 日、スマートフォンなどで使用されているリチウムイオンバッテリーの寿命を従来よりも 2 倍に延長させる新技術を開発したと発表しました。Huawei の発表によると、同社の新技術は二次元状のナノ素材 グラフェンなどを用いたもので、リチウムイオンバッテリーが 60 ℃という従来よりも 10 ℃高い環境下でも正常に機能するとのことです。これにより、リチウムイオンバッテリーの寿命が従来型の 2 倍に延びるとされています。実際には、特別な添加剤を用いることで、バッテリー中の電解質に混入した水を除去し、電解質が高温の状態で分解することを防止したほか、グラフェン素材の使用による電極の冷却効率の向上などによってこのような長寿命化を実現しています。Huawei が行った高温時の充放電テストでは 60 ℃のバッテリー温度で 2,000 回の充放電を繰り返し行なった後でも元の 70% の容量を維持していたとされています。一般的に、リチウムイオンバッテリーは、温度が高くなるに連れて繰り返し充電の劣化が速まり、容量が減りやすくなります。Huawei の研究はこの問題を改善するものです。Source : Huawei

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