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シャープが海外で発売した10コアスマートフォン「Sharp Z2(FS8002)」開封の儀&ファーストインプレッション

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シャープが 9 月上旬に台湾で発売した 10 コア CPU の低価格スマートフォン「Sharp Z2」を現地から調達したので早速開封の儀を執り行います。シャープは今年になって台湾市場へ再参入し、7 月より AQUOS ZETA の海外モデル AQUOS P1 や台湾オリジナルモデルの AQUOS M1、そして、今回の Sharp Z2 を発売しています。Sharp Z2 に AQUOS ブランドは付かないので、おそらく、Foxconn が主導で開発した機種をシャープブランドで発売しているのではないかと思っています。そんな Sharp Z2 は MediaTek の 10 コア CPU「Helio X20(MT6797 2.3GHz)を搭載したハイスペックなスマートフォンながらも、台湾での定価は 3 万円前後とかなりリーズナブルです。普通にお買い得だと思いますが、日本に輸入する場合は転送料などの追加費用が発生します。この価格でボディはフルメタル仕様で、USB Type-C や指紋リーダー、赤外線リモコン(家電操作用)も搭載。また、4GB RAM、PDAF 対応の 1,600 万画素カメラ、3,000mAm バッテリーを搭載しており、LTE カテゴリ 6(2 バンド CA)に対応しています。それでは開封していきます。製品パッケージはシャープブランドを全面に出した内容となっており、箱の中には Sharp Z2、USB 充電器(USB-A 仕様)、USB Type-C ケーブル、SIM 取り出し工具、取説、TPU ケース(写真には写っていません)が入っていました。ケース付きとは嬉しいものです。試供品ですが、端末にフィットするので満足できるレベルでした。Sharp Z2 の外装は上述の通り、アルミ合金を使ったフルメタル仕様です。3 万円弱のスマートフォンとは思えないほどの高い完成度で粗悪な印象は感じませんでした。下部は USB Type-C とスピーカーが付いています。本体は思いのほか薄く出来ており、背面のラウンドフォルムなので、持った際に手にフィットします。持った感じは OnePlus 3 のようでした。横幅は若干 Sharp Z2 のほうが小さく、さらに持ちやすいといえます。筐体サイズは 153 x 75 x 8.4mm です。側面のボリュームボタンと電源ボタンもメタル仕様で、押すとと「カチッ」とクリック音がします。上部には 3.5mm オーディオジャックと、シャープならではと言いましょうか、家電操作用の赤外線リモコン用 LED を搭載しています。指紋リーダーは背面カメラの下にあります。タッチ式の指紋リーダーでロックを解除するだけではなく、シャッター用にも使用できます。ディスプレイは 5.5 インチ(フル HD)の液晶です。液晶タイプは公表されていませんが、IGZO ではありません。視野角も IPS 液晶ほどではりませんが、表示はそこそこ綺麗で、液晶のシャープらしく、色温度と表示モードの変更機能やブルーライトカット機能を搭載しています。残念なことに、ディスプレイパネルはインナーベゼルを採用しています(縁の黒部分)。しかも、上下と左右でインナーベゼルの厚みが違うので、UI の表示が崩れて見えてしまいます。操作上に問題は生じませんが、見た目の印象があまり良くありません。Sharp Z2 のファームウェアは Android 6.0.1 をベースに、メーカー側で独自のカスタマイズが多数施されています。シャープ製なので日本語に対応していると思いきや、ロケール選択画面に「日本」は無く、More Locale 2 などのアプリを用いて変更しなければなりません。それでも、メーカーによってカスタマイズされた部分は日本語化されておらず、英語で表示されます。感覚的に日本語化率は 80% といったレベルです。Google のアプリやダウンロードしたアプリは日本語に対応していれば日本語で表示されるので、個人的には問題とは思っていません。ホームアプリは独自仕様で、通常は左右にパネルが切り替わりますが、Sharp S2 では上下方向にもパネルが用意されており、ダウンロードアプリをジャンル別にまとめてくれます。プリインストールアプリは次の写真に写っているものだけ。意外と少ないようです。操作ボタンはオンスクリーンボタンで、配置をカスタマイズできます。クイック設定ツールは独自仕様。設定メニューは AOSP スタイルですが、アイコンデザインがカスタマイズされておりメーカー側で追加、あるいは変更した部分が独立したメニューとして表示されます。こういった部分が日本語化されていないのです。Wi-Fi と LTE の同時利用でダウンロードスピードを向上する「ターボダウンロード」。「Motion」にいたっては全く日本語化されていません。Sharp Z2 のパフォーマンスは個人的に満足できるといったレベルでした。CPU は 10 コアとかなり多く、高性能な Cortex-A72 を 2 コア使用していますが、Sharp Z2 を操作している中で大部分は低消費電力型の Cortex-A53(8 コア)が稼働します。Antutu アプリのスコアは 91,682 点と Snapdragon 810 並みですが、通常の操作時は Helio X10 並みの性能レベルなので、唸るほどの体感性能は感じられません。Snapdragon 820 端末と 3D ゲームの性能を比較すると、明らかに Snapdragon 820 の方がスムーズだと気付きましたので、Snapdragon 820 相当のゲーム性能は期待しない方が良いと思います。Sharp Z2 のカメラは独自のアプリを使用しており、意外と機能が豊富で驚きました。HDR 合成やスマイルシャッター、追尾フォーカス、4K 撮影、インターバル・スローモーション撮影はもちろん搭載しており、加えて、前面カメラの画像を合成する「PinP モード」、シャープネスや彩度などの調節機能、ノイズリダクション(動画用)、音声無し撮影(動画用)、指紋リーダーによる撮影、フリッカー防止のための調節機能を搭載しています。Sharp Z2 の通信機能は、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.1、GSM、CDMA BC0 / 1、TD-SCDMA Bands 34 / 39、WCDMA Bands 1 / 2 / 4 / 5 / 8、FDD-LTE Bands 1 / 3 / 5 / 7 / 7 / 28、TD=LTE Bands 38 / 39 / 40 / 41 に対応しています。NTT ドコモ系の SIM カードは 3G でも LTE でも使用できましたが、KDDI 系(UQ mobile)の SIM カードは認識はするものの、電波は拾えず圏外の状態(追加検証が必要です)。Source : モバイルゲージ

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