Mozilla、Firefox OSを搭載した全ての商用デバイスの開発から撤退

Mozilla は、今年 7 月で Firefox OS を採用した全ての商用デバイスの開発から撤退していたことが判明しました。Mozilla は 2015 年 12 月に Firefox OS を搭載した商用スマートフォンからの撤退を発表しており、今年 2 月には Firefox OS の開発をバージョン 2.6 で終了することも発表しています。昨年 12 月の段階では、スマート TV や IoT 機器の研究・開発を継続する意向を表明しており、非公式のルートで Firefox OS を搭載したタブレットやキーボード、HDMI ステック、ルーターといったコネクティッドデバイスの開発を計画していたことが判明しました。こういった機器の開発も止めたということです。Mozilla のシニアエンジニアリングプログラムマネージャー Julie McCracken 氏は Google グループへのメッセージの中で、スマートフォンからスマート TV や IoT へのシフトの後、Firefox OS の開発は徐々に収束に向かい、7 月末の時点で全ての商用デバイスの開発も終了したことを明らかにしました。ただ、パナソニックなどの一部のパートナー企業の製品に提供している Firefox OS の保守業務は継続し、Firefox OS の OSS 版である Boot 2 Gecko についてもオープンソースソフトウェアとして提供され続けるとしています。Source : Mozilla

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