「LINEモバイル」を体験、iPhoneを使ってドコモSIMとの速度比較も

access_time create folderデジタル・IT
LINE が 5 日に開始した独自の MVNO サービス「LUNE モバイル」を実際に契約してみたので、その使用感を紹介します。LINE モバイルは NTT ドコモの 3G / LTE ネットワークを利用した MVNO サービスです。既存の b-mobile や 楽天モバイル、IIJmio と同様に、いわゆる “ドコモ系 MVNO” になります。LINE モバイルの特徴としては、データ専用プランの場合に月額 500 円 + 税 + ユニバーサルサービス料というリーズナブルな料金で始められる点と LINE や Facebook、Twitter のデータ使用量をカウントしないカウントフリー機能を搭載したところです。また、LINE アプリからデータ使用量の確認やデータプレゼントなどの会員向けサービスを利用できるところも LINE モバイルならではと言えます。LINE モバイルに契約すると SIM カードと説明書、明細書がコンパクトなパッケージで郵送され、SIM カードを端末に装着して必要な設定を行うだけで利用を開始できます。私が今回契約したのは、月間 1GB のデータ通信が付いて LINE アプリの使用量がカウントされない「LINE フリープラン」です。音声通話を付けているので月額の基本使用料は 1,200 円 + 税 + ユニバーサルサービスになります。SMS 送信料や通話料は別です。LINE モバイルは、SIM カードを装着しただけでは利用できません。Android の場合も iPhone の場合も開通手続きと APN を設定する必要があります。開通手続きは LINE モバイルのマイページ上で手続きできますが、今回のように、新規申込の場合は申込後数日で自動的に開通するので、APN を設定すれば利用可能になります。APN の設定方法は Android と iPhone で異なります。Android の場合は設定メニューの「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」で必要事項を手入力し、iPhone の場合は構成プロファイルを LINE モバイルの公式サイトからダウンロードしてインストールします。詳細な方法は LINE モバイルの公式サイトで確認してください。注文から利用開始までの流れは非常にシンプルなので、手続きで迷うことはほとんどないと思いますが、LINE アプリ上で「LINE モバイル公式アカウント」を友達に追加して連携することをお忘れなく。これを行うと LINE モバイルの機能をフルに利用できます。問題はモバイルデータ通信のパフォーマンスでしょうか。これを探るべく、アンテナが 4 本以上立つ場所(沖縄県中頭郡北谷町)に行き、LINE モバイルの SIM カードを挿した iPhone 6 と、NTT ドコモ本家の SIM カードを挿した Moto Z で Speedtest アプリを実行してみました。上下とも、スピードそのものはさほど高くありませんが、LINE モバイルのスピードがドコモ本系よりも大幅に遅いということは無く拮抗していました。つまり、LINE モバイル側で何らかの速度制限が設けられているとは考えにくいと言えます(時間帯で制限をかけている可能性はまだ残っています)。

■関連記事
米国でXperia X Compactの予約受付が開始、$499で販売
iPhone 7、ベンチマークアプリでSnapdragon 820版Galaxy S7を圧倒的に上回るスコアを出す
東芝、15Wワイヤレス充電ICチップ「TC7766WBG」がWPC Qi v1.2認証を取得

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 「LINEモバイル」を体験、iPhoneを使ってドコモSIMとの速度比較も
access_time create folderデジタル・IT
local_offer

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。