引越し前に知っておきたい不動産のアレコレ
誰もが引越しを考えたことがあるはず。
しかし、一回の引越しにかかる費用を知らない方も多いようです。
ある大手不動産会社勤務の方に聞いた所、家賃と敷金だけで物件に住めると考えての来店も少なくないとか。
そこで、例えば賃料5万円、共益費5000円、敷金2か月の物件に引っ越そうと思った場合、どのくらいのお金がかかるのか、ご紹介します。
まずは最初の月、前家賃分が共益費込みで5万5000円になります。
次に、敷金2か月分、10万円。
保険費用が1万5000円~2万5000円、ここでは物件の賃料から1万5000円で計算します。
保証会社利用料が総賃料の40%~100%。ここでは、都市圏で一番利用の多い50%、2万7500円で計算します。
そして仲介手数料が、大手不動産会社がうたう52.5%で計算、これが2万6250円。
これで合計額おおよそ22万3750円といったところでしょうか。
月の半ばからの引越しだと、さらに日割り賃料(総賃料/30 or 31)×日数分がかかるので注意してください。
案外見落としてしまうのが、保険と保証会社利用費ですね。
また、他にも鍵交換や消毒、ケーブルテレビ利用料、固定の水道費の支払いを義務化しているところもあります。
ただし、消毒は断ればなしでの入居も可能なケースが多いです。
都心部では、保証人がいても保証会社は必須という物件が大半なので、予想外の請求に戸惑う方もいるかもしれません。
どちらにせよ、引越しは決して安い買い物ではないので、十分注意したいものです。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「へやくま」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
元フリーランスのシナリオライター、今は不動産会社勤務のサラリーマン。
お部屋の紹介とかやっています。
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