Cheetah Mobile、Androidを標的にしたトロイの木馬「Hummer」の脅威を警告、一日あたり最高で140万台も感染

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Cheetah Mobile Security Research Lab は 6 月 29 日、Android を標的にした「Hummer」と呼ばれるトロイの木馬による被害がこの 1 年間ほどで急増していると警告を発しています。Hummer は、感染した Android アプリをインストールすると、端末を root 化して管理者権限を奪取し、裏で勝手に広告を表示してタップと同様の操作を行ったり、不要なアプリをインストールさせるマルウェアです。マルウェアの不正な活動によって、この開発者たちは端末一台あたり平均 $0.5、一日あたり $500,000 も荒稼ぎしていると言われています。問題なのは、多くのアンチウィルスアプリでは Hummer に感染したアプリを検知・駆除できないらしいということ。同社が提供している CM Security やクリーンマスターでは対応しているそうです。また、レポートによると、Mummer はインドや中東地域を中心に全世界で蔓延しており、2016 年中には多い時で 1 日あたり 140 万台もの Android デバイスがこれに感染しており、同社がこれまでに発見したトロイの木馬の中では、最も感染した台数が多いとのことです。なお、同社が公開した感染端末台数の国別ランキング上位 25 カ国に日本は含まれていません。国内ユーザーの感染はまだ少ない模様です。Source : Cheetah

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