家事・掃除をやるときの気持ち、あなたは何派?

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家事・掃除をやるときの気持ち、あなたは何派?

「大変!すぐ掃除しなくちゃ!」「あとで時間ができたらやろうかな」。家の中の汚れを見つけたとき、あなたならどう思いますか? 筆者は家を購入してしばらくは前者でしたが、数年たった現在は完全に後者です。今回は普段家事をする男女300人に、家事・掃除をやるときの気持ちを聞いてみました。

食器洗いはその日にやるが、ガスコンロや洗面台、お風呂は汚れをためがちな結果に

まず、「汚れに気づいてから掃除するまでどのくらいかかりますか?」という問いに対してはどうでしょうか。【画像1】一番汚れをためてしまうのは「ガスコンロ」で、半数以上が「気づいても、すぐに掃除はしない」と回答(SUUMOジャーナル 編集部)

【画像1】一番汚れをためてしまうのは「ガスコンロ」で、半数以上が「気づいても、すぐに掃除はしない」と回答(SUUMOジャーナル 編集部)

食器洗いは約半数が「そのときにすぐ掃除する」、24.6%が「その日中に掃除する」と答え、汚れをためることはほぼないことが分かりました。「ほこり」も、35.4%が「そのときにすぐ掃除する」と答え、「その日中に掃除する」と合わせると、半数以上が「その日中」に掃除しており、トイレ掃除に関しても同様でした。

一方、ガスコンロは、「時間ができたときに掃除する」が36.1%、「その日の週末に掃除する」8.1%で、掃除まで時間がかかる人が50%を超えました。コメントには、「やる気になったら。多少汚れていてもそのまま見過ごすときもあるし、ある日突然、我慢がならなくなってきれいに掃除し始めてしまうこともある(48歳・女性)」など。お風呂(浴槽以外)と洗面台も、3人に1人が「時間ができたときに掃除する」と答え、「やる気になったら(30歳・女性)」という人が多い結果に。これらは汚れが頑固な分、掃除が面倒な場所。さらに多少汚れていても普段の生活には支障がないため、汚れをためてしまう人が多いのでしょう。

「すぐやらないと気が済まない」、「多少気になるが、後回しにする」……あなたは何派?

次に、家事や掃除に対する気持ちや対応は、どれが最も近いかを質問しました。【画像2】「きまぐれ派」が4割も。「限界まで放置しても気にならない派」も8.7%いた(SUUMOジャーナル 編集部)

【画像2】「きまぐれ派」が4割も。「限界まで放置しても気にならない派」も8.7%いた(SUUMOジャーナル 編集部)

一番多かったのは、「やるときはやるが、やらないときは全くやらないなどきまぐれ派」で40.7%、次いで「すぐやらないと気が済まない派」22.7%、「多少気になるが、後回しにしてしまう派」19.0%でした。

「やるときはやるが、やらないときは全くやらないなどきまぐれ派」では、「仕事が忙しくて疲れているときはやる気が起きない。でも1度重い腰を上げて取り組むとハマってしまい、徹底的にしてしまう(26歳・女性)」「気になるときは何時間もかけてやってしまうが、子どもがいるので最近は手ぬきになっている(30歳・女性)」など、仕事と子どもが「やらない」理由だが、やり始めると頑張るというコメントが多く挙がりました。

「すぐやらないと気が済まない派」では、「すぐやれば、汚れもすぐに落ちるので(56歳・女性)」という合理派と、「汚れを放置しておけない(36歳・女性)」潔癖派の大きく2派に分かれました。

「多少気になるが、後回しにしてしまう派」は、「疲れていることが多いので、休むことを優先(36歳・女性)」する人が多数。

また、少数派ですが「限界まで放置しても気にならない派」が8.7%いて、「面倒臭いから(42歳・男性)」「生ゴミさえ放置しなければ悪臭は発生しない(52歳・男性)」など、男性のコメントが多いのが特徴的でした。

他人にやってもらっても、自分でやり直してしまうこだわりの家事は?

最後に、例えば他人にお願いしても、つい「ここはやり直しちゃう」という家事があるかどうか聞いてみました。

結果、最もこだわっている家事第1位は、「料理」で9.7%。こだわりポイントは「味付け」と「食材」でした。コメントを見ると「味付け」は「味付けが気に入らないと調整する(53歳・男性)」など男性の意見が多く、「食材」は「安全なものを使い、糖分や脂分を少なめにして体に良い料理をつくっている(49歳・女性)」など女性の意見が多かったです。

僅差で2位は「食器洗い」で、「洗いのこしが気になる(44歳・女性)」「とにかくキレイに仕上げたい(30歳・女性)」などのこだわりがあるようです。

3位の「洗濯物をたたむ・収納」については「たたみ方が微妙に違ったり、ハンガーの向きが違ったりすると気持ち悪い(57歳・女性)」「次に衣類を着るときに着心地のいいように、きっちりたたみたい(53歳・女性)」など。

一方、「当てはまるものはない」も約6割いて、この人たちは「家事をしてくれる人がいるなら、むしろありがたい(26歳・女性)」というのが本音のようです。「お願いできるならば、やり直しするなんてあり得ない!」ということですね。その気持ち、とてもよく分かります(笑)。【画像3】一番のこだわりは「料理」。「当てはまるものはない」=こだわりがない人が約6割も(SUUMOジャーナル 編集部)

【画像3】一番のこだわりは「料理」。「当てはまるものはない」=こだわりがない人が約6割も(SUUMOジャーナル 編集部)

こうしてみると、ひと言で家事といってもさまざまな種類があって、どれも生活に密着していることが分かります。しかし、家事代行サービスをはじめ、ネットスーパーや掃除ロボット、家電の進化などで、家事をやらなくても一通りの生活ができてしまうのも事実です。

仕事が忙しかったり、子育てや介護などで家事どころではないなど、人それぞれの事情や都合があるでしょう。先に出たサービスや進化した家電などで、できない部分を補うのは大賛成です。家事をやることでストレスをためてしまっては、人生なにも楽しくないからです。

でも、少し余裕ができたときに、いつもよりきちんと家事をしてみると、これまた人生に彩りが加わるのも事実。自分のつくった料理を誰かがおいしいと食べてくれたり、起きたときにキレイにたたんだ洗濯物があったり、いつも清潔なトイレやお風呂に入れたり……。日々、家事をすることで、心にちょっと余裕ができたらうれしいですよね。●調査概要

[家事に関する調査]より

・調査期間:2016年3月28日~2016年3月30日

・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)

・対象:全国に居住し、普段家事をする20代~50代の男女

・有効回答数:300名(男性143名、女性157名)
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2016/06/112666_main.jpg
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