デッドプールが『ガジェット通信』に再降臨! 俺ちゃんが“何度でも映画を観たくなる小ネタ”を解説
ハロー、アゲイン。デッドプールだよ。
ラブリーでクレイジーなみんなのおかげで、映画『デッドプール』は日本でも大ヒットスタートを記録。2016年はアメコミ映画大豊作の年だけど、俺ちゃんのことを「伏兵」「箸休め」なんて思ってたヤツ、ざまあみろッ!
劇場特典“手乗りデップー”のゲットに失敗したアンラッキーな諸君、心から残念に思うよ。その埋め合わせとして、またまた俺ちゃんがガジェット通信に降臨。今回は『デッドプール』がもう一度観たくなるよう、映画の引用を中心に小ネタをいくつか紹介するよ。ホントは自分のギャグを自分で解説するなんて、メチャクチャ恥ずかしいんだけどね。俺ちゃん、思わず赤面(マスクだろ!)
……えっ!? まだ映画を観てない悪い子がいるって? 今からネタバレ全開で解説するから、ヴァージン野郎はページを保存して今すぐ劇場に直行だ!
「緑色のコスチュームはイヤだよ」
コレは人体実験を受ける直前にウェイド・ウィルソンが発したひと言。もちろん2011年の映画『グリーン・ランタン』のことを指している。
かつて緑色のコスチュームを着たヒーローだったライアン・レイノルズは、ウェイドになってもその悪夢(悪夢の理由はお父さんに聞こう!)を忘れることができず、思わず映画の枠を超えて叫んでしまったんだね。
でもライアンは、あの映画で今の奥さん(ブレイク・ライヴリー)とイイ関係になったワケだし、結果オーライだったと思うよ。オープニングクレジットにもグリーン・ランタンのカードが登場していたのは言うまでもないよね!
「口を縫うぞ!」
人体実験の最中にも軽口が止まらないウェイドに対して、フランシス(エイジャックス)が脅しをかけた台詞だ。みんなは、我らがヒュー・ジャックマン主演の映画『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』って大傑作を知ってるよね。
その当時もライアンがデッドプールっぽいキャラクター(議論の余地あり)を演じていたんだけど、なぜか口を縫い付けられて、お喋りができないようにされてしまったんだ。もう、俺ちゃんの魅力が台無し!
今回もヒヤッとしたけど、無事にお喋り解禁でヌルハゲの汚名も返上。ちなみに、劇中のどこかで大クレームを浴びた当時の姿のアクションフィギュアが登場するから、目を凝らして探してみてね(ヒント:「お気に入り」)。
「放射線を浴びた犬に噛まれたみたいな顔だろ?」
俺ちゃんの醜い顔を治すべく、ハイウェイでフランシスに詰め寄ったシーンより。コレは、相思相愛だけど大人の事情で共演が難しい(俺ちゃんにも破れない壁が……!)スパイダーマンにオマージュを捧げた台詞だ。ほら、スパイディは“放射線を浴びた蜘蛛”に噛まれたって話だろ?
ついでに、エンドクレジットのアニメーションでも、蜘蛛糸にぶら下がって親愛なる隣人の真似ごとをしてたんだけど、気付いてくれたかな?
犬と言えば、コミックでも大人気の犬版デッドプールこと、ドッグプール(デッドプール・ドッグ)も劇中に登場しているぞ。鑑賞1回目では、さすがに見つけられなかったハズ!
「マカヴォイ? スチュワート? 時系列が混乱して……」
銀色ことコロッサスに「プロフェッサーXに会いに行くぞ」と言われて、俺ちゃんが返した台詞。
『X-MEN』シリーズでは、ジェームズ・マカヴォイとパトリック・スチュワートが、それぞれ若い頃と年配のプロフェッサーXを演じている。でも、あのシリーズは時系列が行ったり来たりして混乱しちゃうから、俺ちゃんが一発カマしてやったってワケ。
X-MENと言えば、あんなに大きな屋敷(恵まれし子らの学園)にミュータントが2人だけってのは、やっぱり変だよね。あ、ヒュー・ジャックマンの友情出演(?)には感謝してるよ。
人体実験の研究所では、背中からトゲのような骨が飛び出した女性ミュータント、マロウらしきキャラクターも映ってたけど、分かったかな?
「夢でリーアム・ニーソンが娘を誘拐した俺を追ってきて……」
コレはもちろん映画『96時間』(原題:『Taken』)シリーズのことだ。家族を何度も狙われるなんて、リーアムってホントにバカだよね。
この台詞の場面で流れているBGMは、『リーアム・ニーソン・ナイトメア』って曲なんだぜ。サントラも使ってディスっちゃう俺ちゃんってどうよ? ジャンキーXLことトム・ホーケンバーグが手掛けたオリジナル・サウンドトラックもチェックしてくれよな!
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も、ジャンキーが手掛けたワンダーウーマンのテーマ曲だけは良かったよね(他社の悪口はやめとけ!)。
隠れミ○キー
「ここまでのネタは全部分かっていたよ!」というギークたちも少なくないハズ。でも、最後にとっておきのマニアックな情報を紹介しちゃうよ。
実は、劇中のどこかに“隠れミッ○ー”が存在するんだ。ネズミが牛耳る某夢の国と戦争になっちゃうから、詳細については伏せておくけどね。
その他、『ライオン・キング』、『マトリックス』、『スター・ウォーズ』、『127時間』みたいな分かりやすいネタから、『アメリカン・ビューティー』、『ノッティングヒルの恋人』、『オースティン・パワーズ』、『フルメタル・ジャケット』、『イースタン・プロミス』などなど、オマージュのネタ元は多岐にわたる。
細かいネタを拾えばキリがないのだけど、何度でも劇場に足を運んで確認してくれ。続編の出来(予算)は、君たち次第だぞ! ハハッ!
ガジェット通信の映画『デッドプール』特集も要チェックだ!
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よい子のみんな〜、デッドプールだよ。 ガジェット通信で記者デビューしちゃったぜ!ハハッ! 映画『デッドプール』は、6月1日(水)TOHOシネマズ日劇他にて全国ロードショー。
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