「展示」×「保存」の新たな試み、建築模型に特化した国内唯一の展示&企画施設「建築倉庫ミュージアム」がオープン。

main3
寺田倉庫は、建築模型を中心とする建築文化の継承と普及を目的とし、2016年6月18日(土)に「建築倉庫ミュージアム」を オープンする。
コンセプト~収蔵庫そのものを展示する、新たな鑑賞体験~
建築倉庫ミュージアムは、約450m²、天井高5.2mの大空間に約100の棚が並ぶ、建築模型に特化した展示・保存施設だ。 「収蔵庫そのものを展示する」というコンセプトのもと、棚の間を縫うように回遊しながら様々な模型を眺める、今までに ない鑑賞体験を提供する。棚には、国内外で活躍する日本人建築家や設計事務所による建築作品の模型が、スタディから竣工模型まで一同に並ぶ。また、各棚には出展者名とQRコードを記載したパネルを設置。タブレット端末やスマートフォン 等でQRコードをスキャンすると、出展者の活動、模型作品の竣工写真や図面等の情報にアクセスが可能だ。
建築倉庫ミュージアム_002_small建築倉庫ミュージアム_003_small
「建築倉庫ミュージアム」6つの特徴
●建築模型に特化した国内唯一の展示施設 建築模型は、設計者の思考プロセスを伝える重要な資料として、また完成度の高い彫刻作品としても評価されている。建築倉庫ミュージアムは、 建築模型に特化した国内唯一のミュージアムだ。

●「展示」×「保存」の新たな試み 建築倉庫ミュージアムは、建築模型を広く一般に公開するだけでなく、 模型専門の保存・保管・修復機能をもつ、新しいかたちのミュージアムで す。建築文化の貴重な資料である模型にとって最適な環境を研究します

●建築模型の可能性を拓く 世界的にも、建築界やアート界におけるアーカイブの重要度は増している。近代建築の資料はもとより、現在活躍する建築家や設計事務所の模型の文化的価値もますます高まっている。建築倉庫ミュージアムは建築模型の価値を考えていく。

●日本の建築文化を世界に発信する建築の模型の集積地となる建築倉庫ミュージアムは、世界の建築に興味の ある学生、専門家、観光客にむけて積極的な情報発信を行う。また、 海外の文化機関と積極的に連携して建築文化を普及する為、海外での展示 企画等さまざまな事業を展開。
●新たな芸術文化エリアを形成する建築倉庫ミュージアムのある品川区・天王洲は、「天王洲アートウィー ク」「オランダ先端アートフェスティバル(TodaysArt)」といった展覧会やイベントが多く開催された文化スポットだ。羽田空港から15分と アクセスも良く、今後更なる国際化が期待されている。

●建築の未来を育む
建築文化の素晴らしさを教育的見地より周知すべく、定期的に企画展やイベントなどを開催、考える場を創出する。そして、建築を専攻する 学生のみならず、建築の未来を担う子どもたちに向けた教育普及活動にも注力してゆく。

収蔵模型 ※2016年6月3日時点、五十音順
青木淳建築計画事務所、阿部仁史アトリエ、北河原温建築都市研究所、隈研吾建築都市設計事務所、
クライン ダイサム アーキテクツ、香山壽夫建築研究所、SANDWICH、シーラカンス アンド アソシエイツ、 千葉学建築計画事務所、トラフ建築設計事務所、株式会社日建設計、坂茂設計事務所、古市徹雄都市建築研究所、 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO + 芝浦工業大学建築学科原田真宏研究室、山本理顕設計工場、 Wonderwall®、など25組を越えるアーキテクト関係者からの模型を収蔵予定。
建築倉庫ミュージアム_004_small
■施設概要
名称:建築倉庫ミュージアム オープン:2016年6月18日(土)
住所:東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫本社ビル1F
電話番号:03-5769-2133
開館日:火曜日~日曜日
定休日:月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日休)
開館時間:11:00-21:00(入館は20時まで)
入館料:大人1,000円、学生500円(税込)
URL:http://www.archi-depot.com
アクセス: 東京モノレール「天王洲アイル駅」より徒歩5分、東京高速臨海鉄道りんかい線「天王洲アイル駅」B出口より徒歩4分、 JR「品川駅」港南口より徒歩15分

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 「展示」×「保存」の新たな試み、建築模型に特化した国内唯一の展示&企画施設「建築倉庫ミュージアム」がオープン。

NeoL/ネオエル

都市で暮らす女性のためのカルチャーWebマガジン。最新ファッションや映画、音楽、 占いなど、創作を刺激する情報を発信。アーティスト連載も多数。

ウェブサイト: http://www.neol.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。