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ゆとり第一世代がドラマ『ゆとりですがなにか』を見て思ったこと(第7話)

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こんにちは。ゆとり記者のよしだです。

日本テレビのドラマ『ゆとりですがなにか』(日曜22時30分~)について、ゆとり第一世代の視点から思ったこと、思い出したことなどをアレコレと書き連ねております。

※これまでの記事を振り返るにはコチラ
【連載】ゆとり第一世代がドラマ『ゆとりですがなにか』を見て思ったこと

このドラマは脚本の宮藤官九郎さんが「45歳にして初めて挑む社会派ドラマ」という触れ込みの通り、ベースとなるゆとり教育の問題以外にも、学歴社会、パワハラ、モンスターペアレント、DQN×SNSなど、各話で盛り込まれるテーマは様々。そのうちドローンも登場しそうな勢いです。

第7話でフィーチャーされたのは、食品偽装の問題。坂間(岡田将生さん)の営業時代の得意先が食中毒事件を起こしてしまいます。船場吉兆や野々村竜太郎元議員に並ぶ爆笑会見が繰り広げられる中、本来担当であるはずの後輩社員・山岸(太賀さん)は、得意の「仕事さぼって、水族館なう。アロワナ見てほっこり」を発動。コ、コイツ、何も変わってねぇ……。

コチラとしては山岸へのフラストレーション貯金がもう一杯なのですが、後輩の扱い方を心得た坂間は、もっとダメな自分を見せるべし、挫折するべし、と丁寧に説くのです。

「ゆとり社員への正しい接し方」的なビジネス本が盛んに出版されている昨今。坂間が言うように、自らの恥ずかしい姿をさらけ出しつつ、「もっと恥かかなきゃダメなんだよ」と書いてある本であれば、多少は信用してみても良いかもしれません。そして、「恥っていう字はさ、耳に心って書くだろ……うん」と書いてある本があれば全力で疑ってください。

結局は、その人を“ゆとり世代のワンオブゼム”として見るか、“ひとりの人間”として見るかに尽きるのではないでしょうか。坂間もまた、先輩社員として成長を続けているのだと思います。

今回はさらに、ゆとり世代と団塊世代の交流もあり、団塊世代もダメな自分を認められない世代として描かれていました。

坂間の元カノ・宮下(安藤サクラさん)の父・重蔵(辻萬長さん)は、流暢な佐賀弁で「あんたたち若者は、俺たち年寄りば見て、勝ったぞって思うね? 優越感ば、感じとんね? 俺たちは、若者ば見ると無条件に負けたぁ、こりゃ敵わんって思うばい」と、団塊シニアならではの疎外感や劣等感を吐露します。

さらに、「あんたたち、まだ何も知らん。知らんこと怖かとも感じとらん。そいけん、年寄りは、ゆとり世代とか呼んでも十把ひとからげにせんば、恐ろしゅうて一人ひとりと向き合えんとたい」と語るのです。

リタイアを受け入れられず、社会とのつながりを求めたがると言われる団塊世代。このあたりのシーンは、ぜひ団塊世代の方々に感想を聞いてみたいところです。

最後に、どうでもイイ余談をひとつ。

主演の柳楽優弥さんが猟奇的なケンカ馬鹿を演じた映画『ディストラクション・ベイビーズ』を観賞した結果、まりぶがいつブチ切れて暴れ出すかと気が気じゃなかった筆者。でも、ドラマ『アオイホノオ』を観たら無事に気持ちがリセットできました。同じ症状でお悩みの方にはオススメです。

日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」第8話予告編(YouTube)
https://youtu.be/fvhpSOi4Bdw

日本テレビ『ゆとりですがなにか』公式サイト:
http://www.ntv.co.jp/yutori/index.html[リンク]

※画像は日本テレビ公式サイトより引用

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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