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はあちゅうさんインタビュー!<後編>~マガジンハウス担当者の今推し本『疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記』

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こんにちは、マガジンハウスです。前号に続き、今回もはあちゅうさんの最新刊『疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記』を推していきますよ~。
その時の心境によって、つぶやく内容も変わってきたというはあちゅうさん。でもいつも根底にあるのは、ちょっとした毒っ気だったり、頭の中での‟ごっこ遊び”のノリだったり。御本人も、おっとり可愛らしい雰囲気でありながら、予定調和ではない鋭いトークが痛快です! というわけで、はあちゅうさんのパーソナルな部分にさらに迫ってみます!

――――さて次は、はあちゅうさんご自身のことを教えてください。読書が好きな少女でしたか?

H 「ええ、大好きでした」

――――なんか、2歳の時に物書きになると決めた、なんて聞きましたが……。

H 「そうですね。ほんとに活字が好きで、チラシとか新聞とか本が大好きで。読めないのに電話帳さかさまにして活字に張り付いてたり(笑)。2歳っていう、ほぼ人間じゃないときから本に惹かれてました」

――――作文とか読書感想文とかも書くの好きでしたか?

H 「好きというよりは得意だなと思ってました。小学2年生のとき作文コンクールで入賞したんですけど、書いてるときに、こういうこと書けば先生は喜ぶんでしょ、っていうすれた気持ちを持ってたことを未だに覚えてます。だって7歳とかですよね、その年で既に、こういうこと書けば喜んでもらえるなって思ってた」

――――で、そのように書いて、まんまと入賞。

H 「はい。全然子供らしさのない(笑)。子供の浅はかな頭で考えてるんですけど、そういう毒っ気を当時から持ってるんですよね、ちっちゃい大人みたいなこと考えてました」

――――はあちゅうさんの世間的なイメージって、割と女らしいものだと思うんですけど、ご自身はさっきから毒っ気とかそういうのをよく仰ってる。それはもう幼い頃から根っこにあるんですね。

H 「そうですね。逆にみんなはこういう毒を持ってないのかなって不思議に思います。それか、そういうのは言っちゃいけないと思ってるとか」

――――でもやっぱり、取返しつかないほどひどいことは書かないですよね。普通の人って、それを言っちゃあおしまいみたいな感じでしか言えないと思うんですよね。はあちゅうさんは、愛があるなあと思います。


毒と愛が絶妙なバランスで配合されたつぶやきは、励ましのエールにも似ている。

H 「個人攻撃しないのと、あとは一応茶化す感じにはしてますね。それから、基本、自分は底辺だという自覚があるからかな」

――――なんですか、底辺って(笑)。

H 「下から上を見て物を言うほうがなんとなく許されるかなという」

――――はあちゅうさんの、どこらへんが底辺なんですか?

H 「精神的にそこまで成熟してないんですよ。こういうこと言う私はまだ未熟だなって思いながら言ってるところはあります。口をつぐんでおけば、人間の怒りって7分ぐらいで消えるものらしいんですよ。なんですけど、私はその7分が待てずにつぶやいちゃう。もちろんつぶやくときに、理性がちょっと丸めてくれてはいますが。だから、嫌な気持ちになる人もいるとは思う」

――――これを読んで?

H 「はい、こういう毒のある言葉っていうのは。例えば、愛される女、みたいなものではないと思います」

――――いま欲しいものってありますか?

H 「欲しいもの……マヌカハニーとかそういうのじゃないですよね(笑)」

――――うん、マヌカハニー高いですよね(笑)。他には?

H 「本が売れてほしいです!」

――――いいこと仰る! さすが本の申し子。

H ちゃんと書籍で売れることは目標にしてます、ずっと。

――――はあちゅうさんって、ブログでグワッときた方で、ネットの人というイメージが強いんですけど、いま幼いころの話を伺ったら、本とか活字に囲まれてて。紙の本も好きなんですね。

H 「紙の本、好きです。なので、基本、電子書籍で読んでるんですけど、好きな本は紙で買い直します」

――――買い直すんですか!

H 「だから私の本棚は、ほんと殿堂入りの本だけ。私の中に取り込みたい、全部インストールしたいから紙で買った、みたいな感じです。デジタルでも、知識は得られるんですよね。でも、感情移入だったり著者との対話だったりとか、全部丸ごと飲み込んだ感じは、私は紙のほうが味わえる気がしています」

――――重い(笑)。じゃあ、この本も、みんなの本棚に入れてもらえると嬉しいですね。

H 「そうですね。本棚にあるっていうのは、その人の心のスペースをとったような感じがするし、生活の中に私というスペースができた感じがするので。ネットで発信したものが紙になるとまた違った味わいがあるということも含めて、紙でも読んでほしいなという気持ちがあります」


というわけで、みなさん紙の本も買ってね! はあちゅうさん、どうもありがとうございました!(写真・中島慶子)

そしてこのインタビューの後、はあちゅうさんから動画によるお知らせが! 可愛いです。

https://www.youtube.com/watch?v=e077C49BU64[リンク]

今週の推し本

『疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記』
はあちゅう 著
ページ数:192頁
ISBN:9784838728541
定価:1296円 (税込)
発売:2016.05.19
ジャンル:エッセイ
[http://magazineworld.jp/books/paper/2854/]

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