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紫舟さんのパフォーマンスに感嘆! 『世界一木樽醤油』発表イベント取材レポート

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大分県臼杵市のフンドーキン醬油が今年で創業155周年を迎え、その記念としてギネスブックにも認定された世界一大きな醸造用木樽(きだる)で造った天然醸造醤油(しょうゆ)「世界一木樽醤油」を5月16日(月)に発売する。
その完成披露記者会見を取材した。

現在では技術の発達により金属製の樽で短期間でしょう油を作ることができる。
しかし、微生物がすみやすい環境を作り出すために大きな木樽を用意する必要があり、同社では高さ、直径が9メートルにも及ぶ容量540キロリットルの世界一大きな樽を作ってしまった。そこで3年間熟成させたしょう油を発売するということだ。

フンドーキンは本州ではあまりなじみがないかもしれないが、九州では味噌とともによく知られたメーカーで、記者も子供のころはフンドーキン醤油で育った。

今回は記者兼オフィシャルスチールカメラマンとして出席したので、イベントの準備段階から取材することができた。
あいにくの空模様だったが、テントの中では早い時間から寿司職人が魚を大量にさばいていた。
なんでも100人前の寿司を握るのだそうだ。

さて、記者発表会は小手川強二社長の挨拶からスタートした。
小手川氏はしょう油という存在を「脇役」とたとえ、だからこそ妥協を許さずこだわりを持って料理を引き立てるものを作りたかったのだろうと感じた。

ゲストとして登場した書家の紫舟さんのライブパフォーマンスが行われた。なにやら筆で書いていたが墨は付けずに練習かと誰もが思った。
なお、同氏は本品の題字を担当している。

ようやく墨を付けたかと思うと、見事な筆さばきで文字を記していく。

中央を残して、紫舟さんはステージの裏側に消えてしまった。

裏から色を付ける方法で、表側にいた報道関係者は突然何が始まったのかとあっけに取られていた。

裏からの色付けが終わると、墨がが入っていく。もしかしたら裏から文字を書くのかと思っていたら、なんと文字が浮き出てきたから場内は驚きの声が漏れる。。

こうして、作品はあっという間に出来上がった。

こればかりは、動画で記録しておけばよかったと後悔した記者だったが、とにかく見事な書でしばらく見とれていた。

開会前に寿司職人がさばいていた魚はこれまた見事な寿司となって振る舞われた。

一般的に九州のしょう油は、甘みやうまみが強い濃い口しょうゆが多いといわれる。
しかし、この「世界一木樽醤油」は本醸造濃い口しょう油で、どちらかというと味は関東地方のそれに近い。
とはいえ、関東のしょう油と比較するとしょう油独特の香りが立つというよりも、透明感の高い鼻につかない香りという表現しか思い浮かばない。

九州では普通に食べる生サバを寿司にしたものにつけてみる。
ほんの少し付けただけで、新鮮なサバの味がかむほどに深くなる不思議なしょう油だった。
小手川社長の言葉を借りるわけではないが、主役ではなく脇役として立派に素材を引き立てていることに驚きを禁じ得ない。

地元紙の女性記者が今まさに食べるというところだったので、地元テレビ局と共同で撮影させてもらう。

自然と笑みがこぼれるあたりは、いかに美味しいのかがわかろうというもの。

また発表会では、リオデジャネイロパラリンピック日本代表のプロ車椅子ランナー廣道純氏と紫舟氏によるトークショーも開催され、ともに世界を目指す同志としてハイウッド映画の題字を手掛けたいという夢や、パラリンピックにかける夢を語った。

「世界一木樽醤油」は、5月16日から280ミリリットル入り1000円、化粧箱付きは同26日から1200円で発売される。
贈答用かもしれないが、自分へのささやかなぜいたくとして、使ってみてはいかがだろうか。

※写真はすべてオフィシャルとして記者撮影

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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