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子は親を映す鏡 モデリングを意識して理想の子育て

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挨拶出来ない長男の経験から「子は親を映す鏡」を理解

「子は親を映す鏡」「子は親の背中を見て育つ」など、昔から親が自分の子育て・躾に対して襟を正そうと伝える意味合いが大きい、このようなことわざがあります。
実は私も、自身の子育て経験のなかでこのことわざを経験した事があります。

長男がまだ年長さんだった頃、当時の私はとても「挨拶」にうるさく、よく息子に「挨拶をしなさい。挨拶は大切だ。」と言って聞かせていました。
そんなある日、幼稚園バスに息子を送ったところ、息子は先生の「おはよう」に対し、ガン無視!そのままバスへと乗込んでいきました…。

「家の息子は挨拶ができる」と信じていた分、かなりショックを受け…もちろん その夜は 息子に対し激怒!「挨拶をしなさい!」と何度も注意を行いました。
にも関わらず、次の日 またガン無視。同じやり取りを1週間は続けました。

「こいつ…言っても分からない…」
そこで私が行った作戦は「モデリング作戦」というものです。
簡単に言えば「言って分からないんだったら、見せてやる!」

モデリングの実践により挨拶できる子どもに変身

次の日から 息子を早朝に叩き起こし、近所を散歩。
散歩中、通り過ぎる人全員に、私自ら大きな声で「おはようございますっっ!!!」
突然 見知らぬおじさんから挨拶された方は驚きのあまり 挨拶を返してくれる方はほぼ居ません。息子自体も呆然…
でもそんな事 関係無しに すれ違う人全員に大きな声で挨拶を投げかけました。
もちろん、息子には その間 何も言いません

そうするとどうなったでしょう?
あれだけ注意しても挨拶できなかった息子は 3日目には 自発的に挨拶をはじめたのです。
作戦が上手くいったのも嬉しかったのですが、それよりも気づいた事が一つ。
「今まで 親の自分が挨拶をしていなかったのかも」と言う事です。
人には、特に子どもには「モデリング」という心理が働いています。

モデリングを通じて理想の子育てと親子関係を築く

モデリングとは「人は 何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動を学習し成長する」ことです。
ポイントは、子どもにとっての憧れの対象は確実に「親」であり、良い事も悪い事もモデリング(見本)していく。という事。

息子の一件にしても「挨拶できない息子」ではなく、憧れの対象である親の私自身が、挨拶を大切にしていなかった「挨拶しない親」だったのです。
そう考えれば、「子は親を映す鏡」・「モデリング」は、子どもが我々親に教えてくれる大切なメッセージ。
このメッセージを上手く受取れば、子どもも親自身もちょっとステキな人生を送るヒントになりうるものです。

また お子さんへ何か本当に伝えたい!伝えねば!と思う事があれば、モデリングを少し意識することで伝わり方は 正確&スピーディーになるのかもしれません。

かといって、子どもには「キチンとした姿ばかり見せなければならない!」と気負わなくても大丈夫ですよ。
たまにはミスして落ち込んだり、だらしない姿を鏡に映してしまったとしても、次の鏡には「私のママは失敗しても翌日はいつも立ち直っている!」「僕のパパは やる時はやる男だ!」を映していけば良いんです。

そんな気もちでステキなパパママの姿を鏡に映していってください

(つだ つよし。/心理カウンセラー)

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