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映画『淵に立つ』第69回カンヌ国際映画祭出品決定 浅野忠信主演映画が二年連続同部門に

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 映画『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』などで知られる深田晃司が監督し、浅野忠信が主演を務める映画『淵に立つ』(英題:HARMONIUM)が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されることがわかった。これにより、浅野主演映画が二年連続で同部門に選出されたことになる。

 本作は、下町で金属加工業を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)のもとに突然現れた一人の男(浅野忠信)との、奇妙な共同生活を描く。一見平和だった家族に“異物”が混入することで、夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマだ。夫婦とは、家族とは、愛とは、人間とは何か、そんな普遍的なテーマを問いかけながら、人間の心の奥底を揺さぶる衝撃作となっている。

 深田晃司は、世界の映画祭で数々の受賞歴を誇る『歓待』、二階堂ふみ主演『ほとりの朔子』(ナント三大大陸映画祭クランプリ)、平田オリザの戯曲映画化『さようなら』(東京国際映画祭コンペ出品)など、36歳にして次々と話題作を世に出し続ける気鋭の映画監督。世界的に評価の高い黒沢清、河瀬直美、是枝裕和、三池崇史監督に次ぎ、新しい世代の監督として世界中から注目を集めている。

 そして今回、深田と浅野忠信との初コラボレーションが実現。浅野は静かなる狂気を秘めた異質な男を熱演し、新境地をみせている。深津絵里とともに主演を務めた『岸辺の旅』(黒沢清監督)は、昨年の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門において日本人初の監督賞を受賞。浅野主演映画が同部門へ二年連続で選出されたことに続き、二年連続の受賞となるのかが、今後注目されるところだろう。

 また今秋には、深田監督自ら執筆した本作の脚本が小説として刊行される予定。日本公開は2016年秋、有楽町スバル座ほか全国ロードショーとなる。

◎監督・深田晃司:コメント
選出の知らせに驚いています。『淵に立つ』は10年近く温めていた企画で、それが無事完成しただけでも幸運なのに、こうして最高の形で世界に届けられることを嬉しく思います。素晴らしいキャストとスタッフの総力に押し上げられた結果です。感謝しかありません。

◎映画『淵に立つ』(英題:HARMONIUM)
今秋、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
脚本・監督:深田晃司
出演:浅野忠信 / 古舘寛治 / 筒井真理子 / 太賀 / 三浦貴大 / 篠川桃音 / 真広佳奈
プロデューサー:新村裕 / 澤田正道
エグゼクティブプロデューサー:福嶋更一郎 / 大山義人
制作プロデューサー:戸山剛
企画プロデューサー:米満一正
ラインプロデューサー:南陽
制作:マウンテンゲートプロダクション
配給:エレファントハウス
2016年 / 日本・フランス / 日本語
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会 / COMME DES CINEMA

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