トヨタが視覚障害者用ディバイスを開発!次世代研究機関にも1100億投資
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トヨタといえば日本有数の大企業で、世界各地に支社を持つグローバル企業の一つ。
車のイメージが圧倒的に強い同社ではあるが、トヨタのアメリカ法人「Toyota Motor Co.」が視覚障害者用のディバイスを完成させた。
補助犬と合わせて利用!
このディバイスは「Project BLAID」と名付けられており、「BLIND」と「AID」を掛け合わせた造語。
ディバイスは首の枕のような形をしており、肩に装着して使用。
カメラが装着されており、トイレ・エスカレーター・階段・ドアなどを認識。補助犬と併用するディバイスとして使われ、音声や震えでナビゲーションを行ってくれる機能が付いている。
現在は販売を行う予定はないが、より機能を充実させるため、マッピング機能、物体や顔の認識機能も追加予定だという。
シリコンバレーにも研究機関を持つトヨタ
同社のサイモンナガタ上級役員は「トヨタが車以外にも技術があるということを証明できたと思う」とコメント。
トヨタは2015年度にシリコンバレーにあるAIやロボットの研究を行う機関「Toyota Research Institute 」に10億ドル(約1140億円)もの投資を行っており、近々ケンブリッジにあるMITの近くにも施設を建設する予定。
GoogleやAppleといったIT企業が先端分野に多額の投資を行っているが、日本企業にも期待したいところだ。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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